岩波文庫<br> こぶとり爺さん・かちかち山 - 日本の昔ばなしI

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岩波文庫
こぶとり爺さん・かちかち山 - 日本の昔ばなしI

  • 著者名:関敬吾
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 岩波書店(2022/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784003023617
  • NDC分類:388.1

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内容説明

北は青森から南は鹿児島に至る広い地域を歩いて,各地に語りつがれてきた昔話を採集して代表的なもの五十篇を選び出した.しかもそれぞれの地方の方言と話され方を生かして標準語化を試みた点で,これは新しい昔話集といえよう.本巻には『かちかち山』をはじめ民話劇で有名になった『夕鶴』や『絵姿女房』も収められている.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

目次

この本を読まれるみなさまへ┴一 瓜姫┴二 たにし長者┴三 手なし娘┴四 魚女房┴五 鶴女房┴六 猿の婿どの┴七 母の目玉┴八 天降り乙女┴九 謎婿┴一〇 かぶ焼き甚四郎┴一一 絵姿女房┴一二 山の神とほうき神┴一三 猿長者┴一四 爺と蟹┴一五 地蔵浄土┴一六 こぶとり爺さん┴一七 天ぶく地ぶく┴一八 夢を買うた男┴一九 灰まき童子┴二〇 三人の兄弟┴二一 犬と猫と指輪┴二二 聴き耳┴二三 火男の話┴二四 わらしべの王子┴二五 金の茄子┴二六 見とおし童子┴二七 豆の大木┴二八 運のよい猟師┴二九 馬喰やそ八┴三〇 旅人馬┴三一 牛方と山姥┴三二 飯くわぬ女┴三三 一軒家の婆┴三四 髪そり狐┴三五 化狸┴三六 八つ化け頭巾┴三七 小鳥の昔話┴1 ほととぎす兄弟┴2 啄木鳥と雀┴3 山鳩の孝行┴4 郭公┴5 水乞鳥┴6 山鳩の不孝┴7 片脚脚絆┴8 時鳥と継母┴9 行々子┴10 馬追鳥┴三八 動物の競争┴1 猫と蟹┴2 虎と狐┴3 狐と獅子と虎┴4 猫と十二支┴5 鯨となまこ┴三九 狐物語┴1 尻尾の釣┴2 狐と川獺┴3 魚泥棒┴4 熊と狐┴5 狸と狐┴6 鶉と狸┴四〇 かちかち山

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本命@ふまにたす

4
日本の各地域で伝えられてきた昔話を多数収録。文字が小さいのは若干読み辛く感じるところだが、正直、聞いたことがないような話が多く収録されていて、その点読み応えがあった。2022/12/18

こーた

0
意外と楽しめる本です。2013/08/03

石鶏

0
A

飯田橋

0
「かちかち山」ってタヌキが成敗される話だった気がするけど、兎がお爺さんを励ますだけで終わった。いっぱい食わされた気分だった。日本各地には似たような話があるんだなと思った。胸糞悪い終わり方の話もあって、「馬喰やそ八」がそれだった。悪が成敗されず、そのまま残るパターンの話もあるんだな。2022/06/01

zwa

0
今に伝わる昔話とは、生死の表現がかなり違います。今僕たちが読んでいる昔話がいかにマイルドに読みやすく形を変えているのかがよく分かる。2021/08/14

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