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内容説明
池上彰による愛知学院大学での人気講義「ジャーナリズム論」(2021年前期)をいち早く書籍化する。
SNS全盛時代の今、メディアが多様化し、フェィクニュースなどがはびこる中、どのように情報を受け取り、どのように発信していくのか? 情報とどう付き合っていけばいいのか?
池上彰の「世界を正しく見る方法」であり、メディアリテラシー入門といえる内容。
情報を「伝える力」と「受け取る力」を身につけることで、日常の暮らしはもちろん、仕事や勉強にもプラスになる。学生、生徒はもちろん、社会人にもオススメの一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
18
ジャーナリストの著者が大学で学生向けに行ったメディアに関する講義を書籍化したもの。計12回分に分け各講義にテーマを持ち、新聞、テレビ、ネットと、それらの職業に関わる伝えることの難しさと大切さを記している。各回の内容はとても深くわかりやすく大変勉強になった。立場によって見方が大きく変わる実名報道の是非については大変考えさせれた。また、混乱を避けるために報道しないという選択は、時に大きな不安を生むと再認識。誤った情報は一度拡散するとそのあといくら正そうとしてもなかなかそうはならないというのは確かにと感じた。 2022/12/12
mintia
12
日本のジャーナリズムは世界とは変わっていて、お上からの情報を伝達だけしているだけだ。またフェイクニュースに対して、どのように真偽を見極めるか参考になった。2022/04/28
dice-kn
7
大学の講義をまとめたものですごくわかりやすかったです。ジャーナリストとしての矜持も感じられたような。間違った情報はすぐ拡散してしまうのにそれは間違いだという情報は広がらないというのは、間違った情報は大体センセーショナルなので、それが人の特性なのかなと思いました。何でも鵜呑みしないよう気をつけたいと思います。2022/08/20
めるみ
5
伝え方も時代の変化とともに変わってきたのだと思った。どの時代でも、受け取った情報をそのまま信じるのではなく、自分なりに噛み砕いて受け取り、自分はどう思うか、どうしたいかを判断していきたい!2022/07/30
はかせ
4
当代の名キャスターが講義したものだけに分かりやすく時代にあわせてまとめてもらった。サンデル教授ほど掘り下げてはいないが番組をみているように理解することができる。ロシアやアメリカに対する不信感はつい引き込まれてしまいます。ではどうしたらいいのか。難しい問題が残った? 2022/10/06