内容説明
自分の悲しみを和らげるために、本当に大切なことは何なのでしょうか。
そのために知っておいてほしいことが5つあります。
この5つを理解することで、あなたの気持ちは今より楽になるでしょう。
一方で、悲しみが複雑になり、つらさが長引く要因は複数あります。
それらの要因を踏まえ、あなたと同じように死別後の悲しみと
向き合う人たちが変わっていく過程を、本書でお伝えします。
研究者の間では、悲嘆は自然なものであり、支援はいらないという考え方と、
支援が当事者の力になるという2つの考えがあります。
確かに死別の悲しみと向き合う上で、絶対的な方法や正解はないかもしれません。
しかし、自分が悲嘆を抱えたとき、大事な人が窮地に立たされたとき、
グリーフ(喪失体験に伴う悲しみや嘆きとその反応)ケアの知識と
支援の方法を知っておくことは大きな力になります。
表層的なケアではなく、あなたの心の傷を深いところから癒し、
“哀しみを生きる方法はあります。
ぜひあなたも一緒に、グリーフサロンに参加している気持ちで
読み進めていただければ幸いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
らびぞう
11
オンラインでの会議形式。哀しみを経験した登場人物とファシリテーターも含めて6人。自分の大事な人を亡くすと言うことは、自分の一部もしくは全てを喪失したこととなる。私も、父を亡くした時、ひどく落ち込んだ。それは、「鬱」ではなく「グリーフ」だと知った。誰かが居たら大丈夫、だけど、昼間一人になると無性に哀しくなる。それの繰り返しだった。それが、「グリーフスパイラル」。早々に仕事に復帰したことと、「見守られている」を感じたことで、そのスパイラルから脱出出来た。この本に書かれている通りだったので、すごく驚いた。2023/01/10
夏のチラシ
5
登場人物達の痛みがわかるからこそ、読んでいて辛かった。グリーフケアの本なのに泣かされてばかりで読むのに時間がかかった。まだ、整理がつかないけど少しずつ受け入れられたらいいな。2024/09/03
みどりちゃん
5
■大きなショックを受け免疫力の低下、交感神経の活発化■亡くなった方の病気と同じ部位に違和感を感じる等、心で表現できていない分、身体の弱い部分に反応が表れる■うつ病とグリーフは混同しやすい■大切な何かを失うと自分の活動や考え方、選ぶ職業にも大きな変化が起こる■感情的な揺れ動き、身体的な変化、仕事や人間関係などにも影響■死別を通して人生をより深く考える。■哀しみと折り合いをつけるために大切なのは薬でもカウンセリングでもなく哀しみに向き合う勇気とつながり。2024/04/09
mersea
5
家族を今夏亡くした。やみくもにグリーフケアに取り組むのが怖かったので、この本を手に取った。私が居る混乱は、だれもが体験するとわかっただけで心の拠り所が出来た。悲しみと日常を行ったり来たりしながら、家族との関係を慈しみたい。2023/08/24
あやめ
5
とても支えになりました。大切な人を亡くしつらい日々を送る多くの方々に読んでみて欲しい本です。特に金継ぎのお話が心に響きました。2021/11/12




