【電子書籍版限定特典付】わたしたちが描いたアニメーション「平家物語」

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【電子書籍版限定特典付】わたしたちが描いたアニメーション「平家物語」

  • ISBN:9784309291871

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内容説明

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【電子書籍版特典 高野文子キャラクター原案・イメージスケッチ2P(紙書籍版未収録カット)】

誰も見たことがない、わたしたちの「平家」をつくる――山田尚子監督最新作、アニメ「平家物語」ディレクターズ・ノート。監督エッセイ、山田×高野対談、描き下ろしカット他多数収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

45
アニメ『平家物語』最大の衝撃は、キャラクター原案を高野文子が担当していることだ。制作側はダメもとで頼んだらしいが、承諾の返事があった時は、依頼した当人である監督の山田尚子が一番驚いたことだろう(本書収録の監督日記その一のタイトルが「黄色い本」で、それは原作である古川日出男『平家物語』の装丁から取られているが、山田尚子の中に別の意図があることは、高野文子ファンならお見通しだ)。それほどにこれは画期的な出来事なのだ。(つづく)2022/05/23

山口透析鉄

29
Netflixで「平家物語」全11話を見て、本は電子版で購入。 TVアニメシリーズ全11話「平家物語」を如何にして作ったかを紹介している一冊で、いわゆるファンブックに近いのでしょうが、キャラクターデザイン原案の高野文子さんや総作画監督の小島崇史によるイラストも良いので画集に近い本ですね。 日本画っぽい色使いも作品世界にマッチしていて、山田尚子&吉田玲子のコンビにハズレはありませんね。 筆者がallcinemaに載せた記事: https://www.allcinema.net/cinema/3787402022/08/02

Shimaneko

20
平家物語でまさかの号泣だった絶品アニメーションのメイキング/ファンブック。期待通りキャラ原案の高野文子のスケッチやコメントがたっぷりで眼福、眼福。ただ、監督日記の文章単位の抜けは酷い。単なる誤植というより、意味が分からんレベル。さっそくかかった重版では、さすがに修正済みらしいけど、初版で予約や購入した熱心なファンは2000円の本を買い直せってことですかね。楽しみにしてた本だけに、そして内容もステキなだけに、なーんかつまんないケチがついてかなり残念。2022/03/28

nonicchi

15
今NHKで人形劇の「平家物語」を再放送していますが、本書のお陰で平家の武将達を見分ける事が出来るようになりました!本作は最初の2回と最終回を見逃しているので、どこかで必ず見たい!と思っています。そんなにアニメを見る方ではありませんが、素晴らしい作品だと改めて感じています。2022/09/27

さとみん

14
まだ最終話まで見ていないので微妙にネタバレもあったが、そもそも最終回のストーリーは初めから決まっているのだ。企画の始まりからアニメが出来るまでが分かる監督日記、キャラクター設定画と決定までの裏話、監督と高野文子さんの対談と盛りだくさんな内容。読みながらアニメの美しい表現を思い出してうっとりしていた。物語としては悲しさが多いのだけれど、それでも世界は美しい。それを見事に表現したアニメ化は素晴らしいとしか言えない。こんなすごい作品を見ることができて幸せ。2022/03/20

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