内容説明
くつ屋の息子トミーはドリトル先生の助手になり
先生や動物たちと不思議な島を目指す
そこは、地図に描けない、ただよいつづける島だった。
※この本は1920年に始まったドリトル先生シリーズの100周年を記念してアメリカで刊行された、改訂新版(Centenary Edition) です。100年の時を経ても変わらないユーモアやわくわく感はそのままに、21世紀にふさわしい内容と、読みやすい完全新訳でお届けします。
ここが新しい! 100周年記念エディション:
新しい内容:差別的な表現・内容をあらためました。より純粋に物語を味わえます。
新しい訳:これまでの邦訳とはまったく違った文体で、楽しく読みやすい本です。
※小学校3年生以上の漢字にルビがふってあります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美紀ちゃん
76
ドリトル先生シリーズの100周年を記念してアメリカで刊行された改訂新版。 100年の時を経ても変わらないユーモアやワクワク感。 そして21世紀にふさわしい内容と読みやすい完全新訳。 大好きな金原瑞人さんの訳。めちゃめちゃ読みやすい。 巨大カタツムリ→ガラスカタツムリに。 帰り道はガラスカタツムリの中に入れてもらうシーンが1番好き。 まだ誰もみたことのない素晴らしい海底を観察する様子が目に浮かぶ。 とても印象的。 イラストもたくさん。 こういう良書をたくさんの生徒に読んで欲しいと思う。2022/05/12
なおなお
11
ドリトル先生シリーズ100周年記念の本。デザインも素敵。訳も読みやすいが双頭のあの動物は元祖の訳である井伏鱒二の「オシツオサレツ」という表記が生き物っぽく可愛くて好き2023/03/04
なべさん
10
100周年だけど、初めて読んだ。子供の頃に読んでいたら絶対夢中になっていた。だって、大人になってからでも結構面白い。2022/07/09
スローリーダー
5
児童文学を読むといつも子供の頃読んでおけばよかったと後悔する。大人が読むと余計なことを考える。動物と話が出来たら、動物の肉を食べることが出来なくなるのでは。でも先生は肉を食べるのだ。荒唐無稽なガラスカタツムリのスペックも大人の常識に引っかかる。それでもダブダブやポリネシアは容認してしまう妙な分別もあるのだ。もはや子供の心は取り戻せないのか。2023/02/24
ihatov1001
5
動物の言葉が話せるドリトル先生シリーズ第二弾。そしてシリーズ通しての語り部トミー・スタビンズが初登場する一冊でもあります。新訳ということで岩波少年文庫の井伏鱒二訳と比較しながら楽しく読みました。オシツオサレツがマエモウシロモと訳されていたのが興味深かったです。2022/07/17
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