講談社文庫<br> 幻想遊園地

個数:1
紙書籍版価格
¥704
  • 電子書籍
  • Reader

講談社文庫
幻想遊園地

  • 著者名:堀川アサコ【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2022/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065269442

ファイル: /

内容説明

たそがれ探偵社に持ち込まれた今回の依頼は、「友達の影が突然変わった」というもの。探偵が不在の中、恋多き「元」幽霊、真理子さんが捜査を進めることになる。

みんなから忘れ去られた遊園地。突如現れた団地。
どこか抜けたところもある真理子さんが、忘れられていく哀切さを知りながら、謎の解決に奮闘する。

累計45万部突破!
あの世とこの世は、本当はつながっている――。
人々の“思い” を優しくつなぐ、幻想シリーズ。
<文庫書下ろし>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

47
堀川アサコ最新刊。以前、一気読みした幻想シリーズの続編と言うので購入。美人の幽霊・真理子さんが探偵社の大島ちゃん不在の間に頑張る。これまでの登場人物も続々登場で懐かしい。遊園地の閉園にまつわる話となっているが、閉園当日に別れを惜しむ人たちが大勢集まるくらいなら、その人たちはなぜもっといってやらなかったのか。本書末にそうでてくるが、地方都市で消滅する百貨店、映画館でも全くように思いながら、テレビニュースの「別れを惜しむ人たち」を冷ややかな目で見てしまう。巻末、過去は結局ループするのか。続編含みがありそう。2022/06/15

ぽろん

36
今回は、真理子さんが大活躍。一生懸命にやる程に空回りする真理子さん。ドタバタと動き回って、今回も愉しく読了。2022/04/30

よしりん

22
『幻想』シリーズは好きなんだけど今回のはいまいち…読むの途中でやめようかと思いながらなんとか読了。2023/07/11

NAOAMI

18
あの世とこの世を結ぶ境界が舞台。元遊園地があった場所は今は団地が建っているのだが、そこに幻想の如く昔そのままの遊園地が出現する?そんな超常設定を頼りない探偵社の元幽霊・真理子さんが解決する流れ。美人過ぎて男性は手玉に取れるが、同性からは嫌われ警戒され、捜査なのか行き当たりばったりなのか知らないが、とても真実に近づいているように思えない。だがドタバタしながらも自ずと事態が動き出す。軽妙なテンポと無駄な会話も面白く、まとまりのない筆致も味わいとして受け入れられる良さがある。軽いノスタルジーと共に気楽に読める。2022/03/29

くろねこ

17
今回はみんなお馴染み真理子さんがまさかの主役!まさかすぎる! そしてこんなアクティブな真理子さん初めて見た。 着ぐるみ怪談が広まる団地と、怪しい宗教団体、そして突如現れる遊園地…もうしっちゃかめっちゃかw でもそれが面白くて心地良くてとても好き🥺2022/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19334943
  • ご注意事項

最近チェックした商品