朝日文庫<br> 星巡る 結実の産婆みならい帖

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朝日文庫
星巡る 結実の産婆みならい帖

  • ISBN:9784022650320

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内容説明

いつの時代も、女は仕事に恋に忙しい。幕末の江戸で産婆みならいとして働く結実は、仕事に充実を感じながら、幼なじみの医師・源太郎との恋にも悩んでいた。そんな時、源太郎の働く診療所に、薬種問屋の跡取娘・紗江が手伝いにやってきて……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

41
この時代の女性が職を持つことは本当に大変だったんだろうなぁ。2023/12/21

kagetrasama-aoi(葵・橘)

41
「結実の産婆みならい帖」第二巻。幕末の動乱期、庶民にも色々と影響があったんですね。(フィクションですが。)当時はお産は女性にとって死に直結してしまうこともある程の重大事。その手助けをする産婆もそれ相応の覚悟が必要なことが描かれた話が多く、前巻同様涙を禁じ得ませでした。幼馴染みの源太郎の存在が良いですね。そしてタケと言う女性、本当に普通の庶民のおかみさん、でもこう言う人が一生懸命働く姿が素晴らしいと感じました。面白かったです。2023/11/05

すみっちょ

12
すずの言う通りおさまるところにおさまった結実と源太郎。よかったねぇと声をかけてあげたい気持ちになりました。結婚や出産と仕事や家事との両立で悩む場面に共感。栄吉も源太郎もこの時代には珍しく妻に協力的なタイプの夫だなと思う反面、もしかしたら記録に残ってないだけでこの時代のほうが意外とこういう柔軟な夫もいたのかも、とも思いました。紗江には少し腹が立ったけれど、嫌な女のままじゃなくてよかったです。おタケさんは頼もしい。2025/02/13

真朝

12
何とかハッピーエンドで終わって良かったです。 時代が幕末なので社会はかなり不安定なのが気になります。 それでも市井の人々は毎日を生きていたんだなとフィクションですがそう思いました。 2022/11/05

りょう

5
産婆見習いユミちゃんも、そろそろ一人前。源ちゃんを巡るライバルさえちゃん、とんでもないヤツが来たぞ、とあたしは思ったが、最後にはいい子やん!なきもちになった。しかしブレない源ちゃんは流石!急展開で、ユミちゃんが結婚し、次巻は共働きの産婆さんになるはず!楽しみ!2022/11/04

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