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内容説明
吉田氏がソニーを率いて4年目に入った。この間、初の純利益1兆円超えを果たし、株価も2倍に上昇させた。2021年4月にソニーは「ソニーグループ」と社名を変更し、6つの事業グループをフラット化し、シナジーを徹底する「掛け算」経営へ進みはじめた。これまで液晶や化学、電池といった技術的競争力を持つBtoB製品次々と切り離していった歴史がある。これからは「楽しいことをするのがソニー」というDNAを生かす道を大胆に進み始めたのかもしれない。
本誌は『週刊東洋経済』2021年7月17日号掲載の30ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
目次
ソニーの現在地 グループ体制への変更で何が変わる?
INTERVIEW 「異業種間の技術交流が肝 エレキ中心からエンタメや金融も主役に」(勝本 徹)
EV開発の真の目的
INTERVIEW 「半導体を売って終わりじゃない」(川西 泉)
特許が示すソニーの強み
協業で狙う映画の収益安定化
止まらないPSの快進撃
ヒットが生まれ、育つ必然
半導体「日本一」の持続力
海外アニメ市場を制覇せよ
入社1年目から「実力主義」
忍び寄る3つのリスク
「ポスト吉田」は誰だ
INTERVIEW 「吉田社長のロジカルさは強みであり、最大の弱み」(長内 厚)
ソニー株は“買い”か?
INTERVIEW 「ソニーのライバルは、元から松下ではなくバンダイでしょ」(丸山茂雄)