河出文庫<br> 大河への道

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河出文庫
大河への道

  • 著者名:立川志の輔【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 河出書房新社(2022/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309418759

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内容説明

2022年公開の映画「大河への道」の原作本。立川志の輔の新作落語「大河への道」からの文庫書き下ろし。伊能忠敬亡きあとの測量隊が地図を幕府に上呈するまでを描く悲喜劇の感動作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

98
映画の公開を前に予告編が面白そうなので原作を読んでみた。さすが、落語家さんの書いた本ですね、笑うツボも押さえててオチもしっかりと面白かったです。日本地図に心血を注いだ伊能忠敬の物語を大河ドラマでどう?ていう案が市の観光振興課に任せられる。脚本家にお願いして案を練っていく様が描かれる。作中に挿入される忠敬の時代。改めてすごい人だったんだなと敬服。だが、地図が完成しないまま忠敬が死去。さて、困った!これでは幕府から中止命令が出される。最後まで仕上げたい、苦肉の策で弟子たちの取った行動が…。最後ホロリとくる。2022/05/18

うっちー

75
伊能忠敬の大河見てみたいです2022/07/22

いたろう

71
映画の原作小説だが、もともとは新作落語。落語の方は聴いたことがないが、映画が面白かったのを思い出して手に取った。が、映画の方がずっと面白かった。香取市役所の、伊能忠敬の大河ドラマ化を目指すプロジェクトの話だが、小説は、映画と違って特段コメディという訳ではなく、映画の方が、登場人物もそれぞれいいキャラになっていて、幾分ベタだが、だからこそ安心して笑える良質のコメディになっていた。また、何より、現代劇と時代劇を同じ俳優が演じるという楽しさは、小説にはない、映画ならではの粋な演出だった。また映画を観たくなった。2022/11/14

佐々陽太朗(K.Tsubota)

69
志の輔師匠の新作落語が好きで『質屋暦』『身代わりポンタ』『みどりの窓口』『ハンドタオル』等々、YouTubeに公開されているものを何度も聴いている。年が押し詰まると『歓喜の歌』を聴くことが最近の恒例にもなっている。『大河への道』も聴きたいと思ってYouTubeを検索してみたが無かった。残念である。でもいつかTVかラジオで聴けるかもしれない。先の楽しみにとっておこう。それにしても伊能忠敬はすごい御仁である。NHKさん。ほんとうに大河にしてはいかが?2022/04/02

ひさか

68
2011年初演の立川志の輔新作落語大河への道伊能忠敬物語を小説化して2022年3月河出文庫刊。映画は2022年5月に公開。千葉県香取市の市役所で進める大河ドラマ推進プロジェクトと江戸時代の伊能忠敬と協力者を描く。しごく真面目な展開の中におかしさがあって落語、映画も気になった。人情ものなんだけと、志の輔さんの味付けが新鮮です。2022/10/29

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