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内容説明
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商品とは何か? 貨幣とは何か? 会社の利益はどうやって生まれるのか? 資本主義の仕組みとは? 富の再分配が提案され、今あらためて注目されているマルクスの「資本論」。現代社会をとりまく資本主義の構造を解き明かし、世界の多くの指導者・思想家に影響を与えた「資本論」をイラストで解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
funuu
9
マルクスの資本論がわかりやすく解説されている 一枚の布がどうのこうので資本論は読むのを挫折したなあ 商品の飛躍や 使用価値 交換価値等わかりやすい 資本主義に生きているのでどうしてもマルクスの言う資本家的行動になる 今でもマルクスの言う激烈労働は アフリカ、インドではある その労働に日本も頼ってはいる。 先進国では資本家は倒れず労働者がバラバラになった。 労働法が資本を所有しても生産は無理だった 中国ではどう資本論を教えているのだろう2025/03/29
TAKA0726
9
資本主義社会の富は商品の集合体で分業により成立。商品価値はそこに費やされた労働量、労働価値は社会全体の平均。資本=運動=耐えざる価値増殖。剰余価値を生み出すのが労働力という特殊商品で資本家が労働者を雇うのはそれを得るため。労働者の給料=労働力再生産の費用、資本家は労働力の消耗と死滅を生産。生産力の上昇により値下げ競争は延々に続く。機械は人のためではなく資本のために使われ機械化により労働は非人道的に。資本が蓄積されても労働者同士が競争させられ暮らしは良くならない。資本主義社会は万能ではなく矛盾と気づくこと。2022/07/04
とふめん
6
児童書籍だか素人がお金の仕組みを勉強をするにはわかりやすい。資本家と労働者の関係性、どのように労働時間や対価が出来たのかもわかってくる。SDGsについても本質を突いて面白い。★42025/03/30
乱読家 護る会支持!
5
「資本主義は資本による労働者の搾取である」。これは本質の一つだと思うが、当時は「あるべき社会」の解であった「共産主義」は、ヒエラルキーの入れ替えを行っただけで、より不平等な非人道的な政府(独裁者)を作り出してしまった。 そもそも搾取と考えてしまうのは、個人主義に近い損得勘定に基づいた考え方である。 社会のシステムを変えれないなら、この世界で頑張って生きるしかないし、個人主義や損得勘定を捨てて生きること、人や社会の為に生きることが、今生での幸せにつながるのではないだろうか?2022/12/06
まめもち
2
白井聡仕事に期待して読んだ。タイトル通り見るだけで頭に入ってくるイラストが素晴らしく1時間くらいで読了。「資本論」がどういうことを述べているのかサラッと知りたい人にはおすすめできる。2022/06/26