内容説明
社会を変え続けるジャーナリスト、渾身の手記
「そうは言ってもあなたも悪かったんじゃないの?」社会システムの隅々まではびこる性暴力被害者への偏見。立ち上がり闘う魂の記録。
※この電子書籍は2017年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
28
報道が出て深く知りたくなり、読書をしたら、いろいろと絶句。問題の夜の後のメールの文のおぞましさには、下手なスリラーよりも鳥肌が立った。彼女の問題意識は、加害者のみならず、加害者を容認するような社会そのものなんだと思ったし、そう思うのは、当然だと思った。ディテールを知ることは大事だと噛み締めた。2025/02/21
しんすけ
22
性被害事件が表面化するのは僅かでしかないという。 被害者が公表を嫌うこともあるが、救済手段が少なく訴える手段が限られ、とくに日本はそれが劣悪だという。 訴えることができても、かなり強い意志を持っていなければ、最後まで闘うこともできない。 伊藤詩織は、その意志を貫いた人だといえる。しかし、最初からそうではなく、現実の不合理を味わいながら、自分を育てたに違いない。 加害者の山口敬之は、官邸の保護下にあり裁かれているとは言いがたい。 これが日本の現状況だと知るためにも、多くの若い女性が手に取るべき本だと思う。2022/12/14
えりまき
16
2024(349)「自由思考」関連。伊藤さんの告発本。警察に相談しても「よくある話だし、難しいですよ」って・・・怒りしかない!自身の行動を正当化する加害者。男性優位社会。「大切な人を同じような目に遭わせたくない」その前に、無自覚な加害者や犯罪のない社会を望みます。 2024/12/16
Pure
12
著者はどれだけ痛みに耐えこの本を書いたのだろう?「疑わしきは被告人の利益に」「無罪の推定」等の原則を崩すわけにはいかない。基本、性交は秘事で、その同意の有無を証拠に基づいて明確に認定するのは困難を伴うのも確か。それにしても本件の逮捕が中止され、不起訴相当の検察審査会の判断は解せない。映画「Black Box Diaries」が日本で公開されることを望みます。証拠映像を映画に使用したことが問題になっていますが、なんとかクリアにならないかな?変な圧力がかからないことを願います。2024/11/14
かめぴ
11
サスペンスフルな小説、と思い読み始めた自分を殴りたい。あの人じゃない⁈ ニュースにもなったあの事件…他人事だと、これを小説だと思い手に取る行為が怖い。法改正って、アッサリ通るのも有れば、どう議論しても未だスタートランにも立てないのってあるよなぁなんて思いつつ、最後まで読むが胸が痛い。やり切れなさも。2025/10/22
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