内容説明
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武家屋敷が立ち並び歴史ロマンの風情漂う城下町、日本の原風景が感じられる山里。日本には、そんな歴史に触れることができる街並みがたくさん残っています。
本書ではそのような街並を「むかし町」として紹介。主な見どころ、アクセスなどを豊富な紹介文と写真で紹介。メジャーな武家屋敷群からあまり知られていない素朴で素敵な山村まで全65か所を全て独自現地取材し掲載しております。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
106
お気に入りさんのレビューを見て、わたしも最近の観光案内書に飽き足らなく思っていたのですがこの本はそのような懸念を追い払ってくれました。このような本で自分の生きたいところを見つけて歩いてみたい気がしました。私は海外旅行は自分が昔勉強したドイツやスイスくらいしか行きたいとは思わないのですが、この本を読むとまだまだ日本には行きたいところが増えました。2021/04/18
まーくん
88
コロナのせいか最近の読書に旅行書が多い。先に読んだ『日本の原風景 町並』と同様、江戸や明治の雰囲気が漂う街を64か所取り上げている。本のデザインは写真にイラスト・マップと簡潔な説明を付けてセンス良く仕上がっている。ただ『…町並』の方は写真集とも言えるほどの趣であったのに比べ、写真がやや小ぶりでキャプションの字が細か過ぎる。年寄りには少しきつい。それはともかく杵築、鞆の浦、長浜と少々マイナーな、かつて訪ねた街々が紹介されていて懐かしい。高台の武家屋敷から下る杵築の坂道は急であったな、と写真を見て思い出した。2021/05/09
skunk_c
49
全国60ヶ所ほどの比較的こじんまりした「歴史的景観」が保存された町のガイド。1~4ページにイラストマップと写真を組み合わせ、短めの文章で歴史などを紹介しながらその地域の魅力が分かるようになっている。最近のガイドブックに多いいわゆる「スイーツ」やグルメの店紹介(「ブラタモリ」本にすら出ている)はほとんどなく、せいぜい地酒やその町の銘品の紹介くらいというのが嬉しい。イラストマップは要を得て簡で、十分歩ける。今回の旅行でも杵築と津和野で参考にした。惜しいのは平戸の地図が前のページの日田のものになってることかな。2021/03/30
onasu
19
こればっかりは西日本の方が多いんで、中々脚が向かないのですよね。中でもは、やはり木曽路の妻籠宿~馬籠宿と白川郷、五箇山。加えては、旅番組でも見た愛媛の内子、徳島の脇町、もちろん他も機会があれば訪れてみたいし、山形の酒田や静岡の下田は、訪れていたのに、こんな風景があったとは…。 とりあえず、誌面で各地を楽しんでこられました。2021/02/12
もけうに
7
写真がどれも綺麗~💛 読んだだけで旅行気分。昔風の街並みは風情があって好き。2021/09/01