内容説明
癒やしの大聖女はオーバーワーク気味で!?
永翔帝国には「癒やしの大聖女」がいる。名は蔡蘭華。帝国の公立医療院でも最強の力を誇る唯一無二の聖女だ。
聖女──男性であれば聖人──と呼ばれる存在は、永翔帝国だけでなく、近隣諸国や亜人の国にも数多くいて、大抵はその能力を活かし、医療従事者となってそれぞれの国家に仕える。高度な術を使いこなす彼らは貴重な癒やし手として大切にされるが、蘭華の力はその誰よりも強いとされているのだった。……とはいえ、いかな大聖女といえど所詮は生身の人間。目の前の病人やけが人を放っておけない性格の蘭華は、治療行為に没頭してオーバーワークを極めた結果、ある日いきなり、仕事の途中で倒れてしまい、そこから何日も目を覚まさなかった。
大聖女ダウンの報は国中を駆け巡り、このままでは国家の威信を揺らがしかねないと危ぶんだ皇帝の命令で、蘭華は急遽、人生初の完全長期休暇をとって、帝国領地の田舎島で休養という名のバカンスを楽しむことに。
いよいよあこがれのスローライフ生活……と考えていたのに、現実はなかなか一筋縄ではいかなくて――。
多忙生活を強制リセットした「癒やしの大聖女」の明るい未来はどっちだ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃうぴょん
10
面白かったです。治癒能力以外はポンコツの聖女様が強制休暇中に大活躍するお話です。出来る侍女に後始末をお任せして縦横無尽の活躍が心地よくさらっと読めました。2022/07/15
イカまりこ
4
癒しの使い手で聖女の上をいく大聖女が主人公。切断された腕を再生させる程の力の持ち主ってところがありがちの設定に色を与えてる感じ。力を使いすぎた大聖女が王命で離島でスローライフを始める。農業したり島の特産品作りに奮闘したり。本当にありがちな展開かとは思うんだけど、大聖女の能力の凄さとそれをきちんと理解せずに使いこなすヒロインの行動力で新鮮に映る。1冊で纏まってるけど続きが出たらもっと読みたい。中華風だけど北欧神話も混ざってて、ぎゅぎゅっとてんこ盛りに詰まった1冊だった。スローライフなのにとにかく慌ただしいw2026/05/31
菊地
2
「前向きでワーカホリックな恋愛初心者」と「勘違い溢れた周りの過保護と尊敬と好意」の取り合わせが面白い塩梅になっている。好き。2022/03/31
Yuhnan or Onosaki
0
★★2022/03/13




