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内容説明
友だちがいないのは、そんなにだめなことなの? ひとりはそんなに、おかしいの? 【あらすじ】好んでひとりで過ごしていたのに「いじめられている」と誤解され、都会から海辺の町に引っ越すことになってしまった、中学1年生の凛子。家族を心配させまいと、今度こそ「友だち」を作ろうと努力するが……。「友だちは本当に必要か?」悩みもがきながらも、自分なりの答えを探していく――。胸が締めつけられる青春小説。 【目次】1:世界は「ひと」でつながっている/2:世界は「ひとり」を許さない/3:世界は「えがお」で傷つけられる/4:世界は「わたし」が閉ざしている/5:世界は「あした」も続いていく ■イラスト:げみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
美紀ちゃん
71
ひとりがラクなんだよと言えばいいと思うが、それさえも上手く伝わらないので苦しい思いをしているのかも。私はぼっちライブもぼっち旅行も平気だけど、友達はいらないとは言わない。いた方がいい。そういう話ではなく、思ったことを人に伝えるのが上手くない中学生の苦しみが、とてもよく描けていて、同じ悩みを持っている人は共感できる話だった。周りを気にしすぎて、苦しくなる。心配されるのが嫌でムリに笑顔を作り、家でも学校でも疲れる。そういう悩みを抱えている中学生、実際にいるだろうなと思う。寄り添いたいと思った。2022/03/12
もぐもぐ
34
友達っていなきゃだめですか? 中二の凛子は友達を作るのが苦手。一人でいる時間が大事だし、周りに気を遣わせるのも申し訳ないと思ってしまう。でも、周りに協調性がないって思われたり、壁を作られてるって感じられちゃったり。凛子のように自分の気持ちを伝えるのが苦手で友達付き合いに気疲れしちゃう子は少なくないのでしょうね。人を笑って傷つける人たちは友達なの?って思いは尊重してあげたい。悩んでる子達の気持ちを掬い上げてくれるような本でした。装画、げみさん!2023/05/23
ama
22
笑顔が誰かを傷つける。最初はその言葉の意味が全くわからなかった。でも読み進めていくうちに共感出来ることがたくさんあった。この主人公は友達に対する定義が少しみんなと違かった。「友達なのに?」ってよく言ってしまう。少しズレているのだろう。だけど結構私に近い考えでとても面白かった。 一人でいてもいい。友達と一緒でもいい。 様々生き方、過ごし方がある。 2022/09/16
不見木 叫
18
「友だちは本当に必要か?」「一人で過ごすことを好むのはおかしいのか?」という問題定提議がストーリー全体に点在している。一人で過ごすのは苦にならないが人嫌いなわけではないので共感する部分も多かった。着地点が良い。2022/10/24
柊子
11
我が子ときちんと話し合わないで、勝手に引っ越し(転校)を決める親、最低だ。仲間外れにされている我が子を見ているのが嫌だから、転校させたのだろう。つまり自分のために。大人のグループでもいつも聞いているだけの人がいるが、どうしても気を遣って、話を振ったり、相槌を促したりしてしまう。この物語を読んで、それって迷惑なのかなあと反省した。が、本音を言えば、会話のキャッチボールが下手な人は、一緒にいると疲れる。ごめんね。2024/01/18
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