みんなでつくる 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語∞

著者名：氏田雄介/武田侑大

PHP研究所（2022/03発売）

• ISBN：9784569880402

内容説明

あなたはこの物語の意味、わかりますか――？　◆仮に宇宙の広さが無限だとしたら、異星人も無限に存在するはずで、地球は既に侵略されているはず……ん？　あの光は？　◆人間を生きたまま冷凍保存する技術が完成した。これでいつでもどこでも人間を生で美味しく食べられるようになるぞ。　◆笑顔でピースをする女性の後ろに陰気な男の顔がぼんやり。「心霊写真だなんて、旅の思い出が台無しだ」男は呟いた。　◆綺麗と言われ続けた朝顔は見事な花を咲かせ、罵られた朝顔は枯れ、天才と褒められた朝顔は僕の観察日記を代行した。　……など、楽しみかた無限大の88話を収録。物語の解説＆他の物語は、ぜひ本書でお楽しみください！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[へくとぱすかる]

一昨日に読み終わった。手元に本がなかったので登録もれ。タイトルは「８」だけど、微妙な角度で傾けて、「∞」にも読めるところが、遊び心らしい。何も小説にオチなんてなくてもいいはずだけど、ここまで短いとおさまりがつかない。たった５４字の中にオチをつけるために、ことばや表記の工夫もけっこう多いシリーズ。最初と最後がつながるように書いた作品もあるし。そんなわけで私も５４字で作品を。「人類の滅亡後、ハ虫類の世界になった地球からの月旅行。「感激だよなあ！」と、宇宙船から降りたスッポンが叫んだ。」（笑ってやってください）

2022/10/13

[小梅さん。]

まさに、意味がわかると、、、 怖いー。 シリーズ前作でも思ったけど、解説は蛇足。 でも、児童書のようだし、子供にはあった方がいいのかな。

2022/04/10

[サラサラココ]

無限の可能性の意味も込めた8作目。今回も、子どもが楽しく読了。

2022/04/07

[biba]

面白かったです。５４字で表すことができる皆さんを尊敬です。シリーズなので他も読みます。

2022/12/17

[おひさま家族]

中１次男読了。

2022/04/04