祥伝社新書<br> 不動産で知る日本のこれから

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祥伝社新書
不動産で知る日本のこれから

  • 著者名:牧野知弘
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 祥伝社(2022/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396116019

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内容説明

局地的な上昇を示す地域がある一方で、地方の地価は下がり続けています。 高倍率で瞬時に売れるマンションがある一方で、買い主ではなく売り主が金を出さねば売れない物件もあります。 いったい日本の不動産はは、どうなっているのでしょうか? 「不動産のプロ」であり、多くの現場に立ち会ってきた著者は、「不動産の動きを観察すれば、手に取るように経 済がわかる」と主張します。 インバウンドの恩恵は続くのか?共働き夫婦の都心移住の行方は?そして、不動産の本当の買い時はいつなのか? 景気後退が叫ばれ、先行きの不透明感が増すなか、日本経済を知るヒントがここにあります!
不動産の動向は経済を如実に反映していると言われます。不動産の動向をどのように分析すれば、日本経済への理解が深まるのか? 著者は刻々と移り変わる不動産事情を、地に足がついた形で切り取り、提示してくれます。そこでわれわれは動向の変化にハッと気づき、目を開かれることになります。不動産は明日の日本を知る上で重要なファクターだということがわかるのです。不動産を知ることによって、日本のこと、日本経済のことが見えてきます。読み物形式の日本経済へのガイドブックです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

34
タワマン購入者は東京を知らない地方の人だそうな。タワマンの将来メンテの心配から始まり、白馬や宮古島の活況、意外な、これから期待の鳥取、別府温泉まで最新不動産事情が一杯。「住宅ローンを組んでまでも家を買いたい人は、その家が『絶対に欲しい』、そしてそのためのお金なら『どんな苦労をしてもかまわない』、と断言できる場合に限るべきだ。」~正に至言だ。収入がそれなりにあるのに貧しい生活に陥る日本人の元凶は、「持ち家信仰」によるところが大きい。2020/10/27

けいちゃん(渡邉恵士老)

4
江戸時代の不動産の話から始まり、1990年代や200年代初頭の歴史の話など、読み物としては面白いコラム集。 ただ、読者が知りたい情報としては、一周遅い。若干タイトル詐欺。 「はじめに」が書かれたのは2020年3月のようだが、アフターコロナ時代の不動産に関する考え方の転換については全く触れられていない。 「賃貸」vs「持ち家」の議論についても、必要な論点が不足している。 時代遅れの著者が書いた、古い時代の不動産業を知るための一冊。2020/05/31

cava

1
要約すると、Twitter不動産界隈居酒屋談義wwあまり目新しい情報はなく、正直無料でTwitterdw得られる話ばかりで図書館でもタダで借りてもお釣りこないレベルww2022/02/21

もしもしかめよ

1
非常に面白かった。著者の洞察力には舌を巻いてしまう。地方の話も楽しく読めた。“不動産を買うには、地歴が大切だ。”には深く同意する。2021/04/21

RS

1
「かぼちゃの馬車」が怪しいのは後付けとはいえ今では誰でもわかる。他にもたくさんサブリース業者はいるが実態はどうなんだろう。2020/06/29

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