化学サポートシリーズ<br> 原理からとらえる 電気化学

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化学サポートシリーズ
原理からとらえる 電気化学

  • 著者名:石原顕光【著】/太田健一郎【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 裳華房(2022/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784785334154

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内容説明

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本書は、化学における重要な概念や事項の理解をより確実なものとするための勉学をサポートする参考書・解説書となることを目的とした、化学サポートシリーズの1冊として刊行されました。対象は、化学熱力学や反応速度論などをひととおり学習した学生や他の分野を専門とする研究者や技術者です。特に電気化学を少し学習した、あるいは現在学習しているが、今ひとつピンと来ないという人に好適です。
全体は4章からなり、第1章の電気化学システムの概説からはじまり、第2章は平衡論、第3章は速度論、第4章は電気化学システムの特性を扱っています。第2章と第3章が電気化学の基礎となります。第2章では、特に混同しやすいにもかかわらず一般の教科書の記述ではとらえにくい「電極電位」と「内部電位」の違いについて解説しました。また電気化学平衡論の中核である「電気化学平衡」と「化学平衡」の関係についてそれらを明確に定義し、平易な解説を試みました。顕には用いていませんが、根本となる考え方は「電気化学ポテンシャル」としてあり、さらに進んだテキストで学習する際の便を図っています。第3章では現象論的に速度論を展開しています。特に電流-電位曲線の持つ図形的な性質についても詳しく議論しました。またともすれば数式の展開・羅列のみになりがちな速度式を図で表現し、イメージによる理解が行えるように工夫しました。全体を通して、多くのオリジナルな図を多用し、読者にわかりやすくする工夫を行っています。また読者の便を考え、各章末に重要用語をコンパクトにまとめています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

め~

0
電気化学の知識を一通り仕入れた後に、頭の中にある暗記しただけに過ぎない知識の塊を、ちょっと落ち着いて、あれ、じゃあそれってどういう事なんだろう、という風に実感の伴う理解に進むのに役に立つんじゃないかなぁ、と思います。ただの知識を理解している状態に咀嚼するまでに一役買ってくれる本だと思います。この本だけ読んで電気化学の単位は取れないと思いますが、学部生程度の方が理解を深めるためにはお勧めの一冊です。

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