内容説明
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人間中心設計:HCDがモノづくりの最適解を導き出す!
本書は人間中心設計(human-centered design, HCD)を学ぶ主に工学部系の学生に向けた教科書・解説書。
HCDは、製品の良し悪しを左右する「ユーザとモノとのインタラクション」を効率的に最適化するための手段であり、特にコンピュータ製品の開発に不可欠な概念となりつつある。
本書前半ではHCDの概要を押さえるとともに、最終的な製品、それを使うユーザ、使いやすさの基準等を解説。後半では調査や評価など、製品開発の場面で具体的にHCDを実践していくための方法を詳述している。
モノづくりに関わる実務者にも役立つ一冊。
目次
1.人間中心設計の考え方
2.インタラクションの対象
3.インタラクションのスタイル
4.人間のインタフェース特性
5.人間の認知特性
6.ユーザビリティ
7.人間中心設計
8.利用状況の理解および明示:アプローチ
9.利用状況の理解および明示:調査の実践
10.ユーザ要求事項の明示
11.設計解の作成:アプローチ
12.設計解の作成:デザインの実践
13.設計の評価:実験的評価
14.設計の評価:分析的評価
15.発展的なトピック
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロベリダ
1
kindle unlimitedにて読了。全体的な内容はHCDにおける普遍的な内容だと理解。1つ明確にあった気づきとしては、設計~評価までの各種ステップについて、すべてなぞらなくてもよいということ。おそらく大企業において、今後の戦略を左右する重要なプロダクトであれば、詳細な検討ならびに評価が必要になるだろうが、中小ベンチャーが実践していくにあたっては、まずはプロトタイプの作成の回数を多く設けたうえで、「これは本当に価値があるのか?」と問い直しながらフットワーク軽く実践した方がよいということだ。2023/05/14
kabokawakabo
0
思ったより教科書っぽい読み物だった。 後半部分でユーザビリティを向上するプロセスについて紹介があり、どんな行動を取るかの知識が全くなかったので参考になった。2022/08/06