内容説明
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環境デザインを軸に、生活を大切にしている北欧社会を紹介する。日本の場合は経済性や制度が優先されて「生活を魅力ある豊かなものにする」という視点が失われがちである。「当たり前の普通の暮らし」を送るために福祉や教育システムについて改善への努力を行っている北欧の姿をとおして、日本の環境のあり方を考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カエル子
2
うちは子どもがいないので、学校に行くチャンスがないし、親はとうぜん日本にいるので高齢者福祉施設を見るチャンスもないし、健康体なので病院へ行くチャンスもないので、せっかく福祉大国に暮らしていても充実した福祉政策を体感することができないのであーる。ということで、研究者の方々が入り込んで見たり、聞いたりしてきたことをこういう形で世に出してくれるのはありがたいです。「北欧」と一括りにすることの危うさはあるけれど、それは自覚されているようなので、読者も歪んだ捉え方しないように気をつけたいですね。2019/05/07
takao
1
ふむ2023/07/06
nranjen
1
図書館本。特に興味をひいたのは学校、ケアハウスなど、デザインが、その建物を使う人々の生活や関係に大きく作用するようなもののデザインの秀逸さだ。なるほどと思いながら見ていた。2022/01/09
八
1
システムや建築の形だけ真似したって同じように上手くはいかない。大事なのは結局そこに暮らす個人の意識か。2018/09/24
さらさら
0
福祉と自立の意味を考えるきっかけになった。2019/10/05
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