- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
◎安物のダイヤモンドやハイヒールOLが、地球を加熱する? ◎温暖化は「孫子の兵法」が原因? ◎環境問題もやっぱり「格差」だった! ◎グーグルが地球を冷ます? ◎省エネでメタボも解消! ◎「100ドルパソコン」が地球を救う! ◎割り箸は環境破壊? ◎「チームマイナス6%」で日本だけが損をする? ―― 一見、無関係と思われるような日常のあらゆる活動が及ぼす、地球環境への影響とは。わかりやすい例や素朴な疑問から、温暖化問題の本質に迫る。一方で、実は「地球に優しい」ことは、私たちにとっても優しいという事実がある。人生の質を高め、ビジネスでも利益を上げるのだ。本書を読めば、一人ひとりが自分の問題として前向きに温暖化を考えることができるだろう。そのときこそ、「エゴ」は「エコ」に転じるはずだ。そして、指一本からでも世界は変わり始める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なゆみ
1
まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」といった、温暖化へとつながる連鎖たち。桃太郎の話については、世界の現状を皮肉にもみごと表しており、課題を突きつけている。2015/02/11
Naota_t
1
題名にホイホイつられてしまったが、ファッションとは全く無関係である。 地球温暖化を教科書的に簡易に説明した内容で、特にハッとしたところもなく。 ちなみに、題名の意味は、 ハイヒールを履く→疲れる→タクシーを使う→地球温暖化 宝石を買う→宝石産業の貧国で内戦を助長する→森林破壊→地球温暖化 という“お寒い”理由…これを聞いて思わず膝を打つ人も少数派だろう。 地球温暖化を阻止する方法が性善説すぎて、現実的に不可能なのでは、と思った。 『コピー用紙の裏は使うな!』は興味深く読んだだけに、本書は残念だった。 2014/04/02
くどちゃん
1
環境に関する授業で使えそう。地球温暖化への切り口が面白いので、話のネタ本としてもいいかも。環境の話って、最もらしい嘘っぱちが多いけど、この本は資料もしっかりしてるし、良書だと思う。2010/05/31
Masa03
0
何も変わってないよ、ママン。。。 2008年6月に出版された本。つまり、リーマンショックと3.11より前に書かれた本なので、将来についての展望については状況が変わってしまった部分はあるが(経済状況と原発関係)、本質的な内容は腹落ち。 個人的には3.11から2年半でどれだけ節電意識が薄れたかを考えると、電気使用料に環境税をつけて(電炉など、競争力に直結する業界は考慮した上で)しまわないと…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2013/11/13