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内容説明
ウミガメのお母さんが、南の島の砂浜でたくさんの卵を産みました。やがて卵からかえった小さなかわいい子ガメたちが、いっせいに海をめざしてヨチヨチ歩きだします。すると、さっそくハラペコのカモメが現れて、まだ柔らかい子ガメを鋭いくちばしで襲うのです。さあ、たいへん。急げ急げ。海に向かって、いけいけどんどん! もうすぐ海だと思ったら、今度はカニが通せんぼします。大きな赤いハサミをふりあげて、子ガメをはさもうとするのです。はさまれないように急げ急げ。海に向かって、いけいけどんどん! やっと海にたどりついたと思ったら、こんどは魚の群れが、大きな口をあけて待ち受けます。命からがら逃げることができた子ガメは、何匹いるでしょうか? 海の中を子ガメはどこまでも深く泳いでいきます。時がたって……。成長したウミガメは砂浜にあがり、たくさんの卵を産みつけます。そして、生まれてくる子ガメたちの幸せを、毎日祈っているのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
8
図書館で借りて読了。以前水族館でウミガメや卵、赤ちゃんも見ました。とても可愛いかったです? (2分50秒、低学年から)2018/09/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
「うらしまたろうに出てくるカメはオスか?メスか?」というクイズをおたる水族館で以前聞きました。答えは「メス」なぜならメスだけが産卵のために浜辺にあがってくるから。 昔話のアレコレは置いといて(笑)なるほど!と記憶しています。 この絵本を読む前に必ずこのクイズを出し、最後に答えを教えてます。(但し、小学校の修学旅行でおたる水族館に行くので、その前に読むのが肝心です 汗)2017/11/18
Cinejazz
7
〝ある日の夜、砂浜にやって来たウミガメは、たくさんの卵を産みました・・・「ひょこ❢」卵から孵った子亀たちが、さあ、海をめざして「いけいけ どんどん❢」ヨチヨチと歩きだします。すると、さっそくハラペコのカモメが現れて、まだ柔らかい子亀を鋭い嘴でで襲いかかります さあ、大変だ❢ 急げ急げ❢ 海に向かって「いけいけどんどん ❢」・・・〟厳しい生存競争の自然界の掟を生き抜く、ウミガメたちの物語です。2024/11/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
特別支援学級5年生授業。今年の5月には修学旅行で水族館に行くはず。クイズの答えをこっそり教えたから更に楽しみになった!と喜んでくれました。他のみんなには内緒だよ!はどこまで通じるかな?(笑)2018/02/23
ぱんだ
6
カメを好きな子供に読み聞かせ。 いけいけどんどん!と進んでいかないと弱肉強食の世界で食べられてしまうという少しリアルな感じでした。 文字数は少なめだけど卵から産まれて親になるまでの流れがあるので勉強になりそう2019/04/18




