山と溪谷社<br> ヤマケイ新書 遭難からあなたを守る12の思考

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山と溪谷社
ヤマケイ新書 遭難からあなたを守る12の思考

  • 著者名:村越真/宮内佐季子
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 山と溪谷社(2022/03発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635510783

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内容説明

90年代半ばから増え続けてきた山岳遭難。
登山雑誌でも定期的に遭難特集が組まれるなど、遭難は登山者誰にとっても他人事ではありません。
山に登る以上、遭難(リスク)から身を守るためのさまざまな知識は必須です。

本書は、これまでの多くの登山の遭難対策本、リスクマネジメント本のような「べからず集」や「サバイバル術」ではありません。
大きな危険を感じない場面も含めて、山で「何にどう注目するか」をポイントとして伝え、
リスクに対応するための考え方を12章に分けて提供します。 

認知心理学を専門として、空間認知、ナヴィゲーション、リスク認知を研究する著者が、読み物として手軽に読み進めながら、
遭難から身を守るための実践的なリスクマネジメントを伝授します。

本書で身につけた思考は、過酷な自然のなかだけでなく、近年、風水害のリスクが増大する都市生活でもきっと役立つことでしょう。

■内容
1章:山にリスクがある理由を理解する  
2章:山のリスクの実態を知る  
3章:リスクの特徴を理解する
4章:リスク認知の個人差を意識する  
5章:見えないリスクを把握する  
6章:エキスパートの実践知に学ぶ
7章:事故防止の鍵はオンサイト(現場)にある  
8章:リスクに未然に対応する  
9章:着地点を考える習慣をつける
10章:リスク情報について共有する  
11章:リスクマネジメントを疑う  
12章:リスクへのアンテナを高くする
最終章:登山が日本を強くする/リスクを活用し、楽しむ


■著者について
村越 真(むらこし・しん)
日本におけるオリエンテーリングの第一人者。静岡大学教育学部教授。専門は認知心理学。
ナヴィゲーション、リスク認知等を研究するとともに読図やリスクマネジメント、山岳遭難対策講習・講演などを通して研究成果を実践に還元している。
現在もオリエンテーリング、マウンテンマラソンなどでリスクマネジメントの実践を行う。
著書に『山のリスクと向き合うために』 (東京新聞出版局)、『山岳ナヴィゲーション』 (枻出版社)、『山岳読図ナヴィゲーション大全』 (山と溪谷社)など、多数。
国立登山研修所専門調査委員、(公社)日本オリエンテーリング協会業務執行理事。

宮内佐季子(みやうち・さきこ)
1975年生まれ。公益社団法人日本山岳ガイド協会所属。
1998年、アドベンチャーレースのプロチーム「Team EAST WIND」に加入し、世界各地のレースを転戦。
1999年、エコチャレンジ(パタゴニア)15位・日本人初完走、2000年、レイド・ゴロワーズ(チベット・ネパール)14位などの成績を残す。
その際、地図読みの必要性を痛感し、2001年から競技オリエンテーリングに取り組む。2004年度全日本オリエンテーリング選手権優勝。
2004年、国体山岳縦走競技優勝(京都府成年女子代表)。その後、自転車競技シクロクロスに参戦、2012・2013年、全日本シクロクロス選手権選手権連覇。
2019年11月~2020年3月に第61次南極地域観測隊員として活動。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

オカヤン

5
図書館。事故の40%は道迷い。登山だと年間約2000件。登山のべ10万人あたり1.9人。日本では1年に1回以上登山する人が1000万人。ノルウェーの格言。天候が悪いのではない。お前の装備が悪いのだ。2024/07/14

a.i

2
★★教科書のような感じで、読んでいて疲れた。(登山しないのに読んでおいて、そんな感想言うのもどうかと思うが…)2025/02/10

やん

2
長らく積んでいたが読んでよかった。「はじめに」にあるとおり、本書はよくある「べからず集」や「サバイバル術」ではない。窮地に陥る前にリスクに対処するための対応をトップクラスのクライマーや南極観測隊の安全管理担当者へのインタビュー、さらに山岳リスクに関する著者の認知心理学的研究をベースに示している。一見危険だとは思えない状況でのリスク対応というのが実に興味深い。「差し迫って危ないとは言い難いが、損害が生まれる可能性が潜在的にある状態」がリスクなのだそう。それにしても村越さん南極観測隊に参加したんだ。2023/02/10

Yoshi

2
地味にリスクマネジメントが自分の大学、経済学部の時の卒論だったので、それを山の話で置き換えて、、な内容。 転倒事故は家でも山でもほぼ同等なのは初めて知った。 ナビゲーションやオブザベーション、危険予知のような基本は重要であるが、それを国力やビジネスの話に結びつけるのはなんというか、、である。 ただ、何でもすぐできない、駄目といいがちな人などにリスクが一方的に良い悪いではなく濃淡があること、それらのダメージを軽減させること、すなわちマネジメントできる事、リスクはどこにでもある事を知ってほしいとは思った。2022/09/01

Teo

2
山におけるリスクとはどう言う風に考えておくものかを中心に書かれているが、まるで科研費を貰って研究したのでその成果の一つとして本を出しましたと言う感じの書きっぷりだった。それでも多分山でガイドをする資格を持つとか、そう言う立場になる人の基礎知識としては必要なのかもしれない。でも私の様なただの一般登山者だと「はあ、まあそうですわね」な感じになる。2022/06/23

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