文春e-book<br> むりなく、むだなく、きげんよく 食と暮らしの88話 茶呑みめし

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文春e-book
むりなく、むだなく、きげんよく 食と暮らしの88話 茶呑みめし

  • 著者名:大原千鶴【著】
  • 価格 ¥1,700(本体¥1,546)
  • 文藝春秋(2022/02発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163915050

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内容説明

忙しくても、暮らしを段取りよくまわせたら、ええやん!
わたしの幸せは、このキッチンからはじまる――。

50代半ば、
自宅のキッチン改装で見つめた心晴れやかな暮らし方、
あらためて大事にしたいと思った家庭料理のことなど、
88のおいしく&お役立ちなキッチントークを集めました。

「自分らしく無理せず、命を無駄なく使い、毎日を機嫌よく」
生き方というとちょっと大げさだけど、忙しくても暮らしを段取りよくまわして、
ほんの少しの余裕を持てたら、それだけで明日が輝いてきます。

『あてなよる』『きょうの料理』で人気の料理研究家・最新エッセイ集!

***
ミートソース、サワラとカブのひらひら煮、大きめキャベツと鶏だんごの炊いたん、オムレツ、鶏の照り煮など…

うちの家族が本当に好きな「普段のおかず」レシピ付き

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

96
「はんなり」という京言葉がよく似合う方だ。やわらかい笑顔と語り口、着物にたすき掛け姿で、旬の食材を生かした家庭的で見た目も美しい料理を作られる。著者は京都花瀬の老舗料理旅館、美山荘の次女として生まれ、幼少期から里山の自然に親しんだ。その中で育まれた美意識や心得が、料理研究家としての礎となる。副題にもある、自分らしく無理せず、命を無駄なく使い、毎日を機嫌よく暮らす生き方は、私たちの人生の指針ともなり得る言葉だ。家族が笑顔で「美味しい」を共有できる幸せな場としての食卓作り。遅ればせながら、私も励みたいと思う。2024/01/14

たんぽぽ

20
本屋さんで大原さんの本を見つけて、初めて読んでから十数年、ずっとおいかけている料理家さんです。 TVでも活躍されるようになって、ここ最近のご活躍は目覚ましい。 今度はエッセイですね。楽しく読みました。 リフォームされたキッチンが素敵すぎ。 2022/04/01

ニコぴよ

13
料理番組でお見かけする大原千鶴さん、ちょい高めの声にもちゃっと気さくな京言葉が大好き。普段の晩ごはんにピッタリの、気取らない料理もお気に入り。自宅台所からの窓からの眺めや、アトリエスタジオの町屋もイイな。ずっと愛用されているとお披露目の、フチの欠けたシリコンヘラを見てニンマリ。前の日に洗米しておいて、タッパ詰めにしてから冷蔵庫保存、TV越しに教えていただいてからずっと続けています。2024/04/30

Acha

11
肩肘張らない、大原さんのコロコロと笑う声が聞こえてくるような語り口。Mな私にはほんわかすぎて師匠要素は薄いが、難しく気張らんくてもええのよええのよ、という柔らかさはそれはそれで良い。こんな女将さんのいるカウンターで料理ネタをあてに呑めたら…と妄想を愉しんだ。2023/08/08

ganesha

10
京都在住の料理研究家によるキッチン周り、日常のごはん、生活のことなどを綴ったエッセイ。巻末にレシピもいくつか。夜遅くの翌日の弁当依頼とイギリスでの「おいしい顔」が印象に残った。美術館でじっくり観た作品を「わかったふうにして数日経つとあまり覚えてなかったりもする」とあっけらかんと書かれているところに親近感を覚えつつ読了。2022/07/25

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