ディスカヴァーebook選書<br> 花見酒の経済

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ディスカヴァーebook選書
花見酒の経済

  • 著者名:笠信太郎【著】
  • 価格 ¥396(本体¥360)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2022/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 90pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022604392

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内容説明

昭和25年「ものの見方について」で敗戦日本の生き方にひとつの指針を示した著者は、12年後、折から高度成長期にあった日本経済の底の浅さを危ぶみ、落語の“花見酒”にたとえて、その破綻を警告した。「日本独自の経済学」の確立を訴えたその主張は、貿易摩擦に苦しむ今日のわが国にとって、いまだに新鮮さを失っていない。
(※本書は1987/6/1に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

秋色の服(旧カットマン)

2
S30年代に書かれ、80sバブル前夜に文庫化。日本経済をつぶさに、まるで人物を扱うかのように眺めた論文集。落語・花見酒に喩えた地価高騰にみる投機現象への警告。それは景気上昇期待期に何度も繰り返されたものだが、今や地価崩壊が叫ばれる少子化日本。その他いくつかの憂慮(超円安など)は氏の予想と違う方向に行ってしまった。ただ、<土地>という財の特性が日本の経済発展の秘密でもあったのだから、肯定的に評価して活用する視点もあったのでは、と思う。どうして「額に汗し、働く」という勤労観しかないのか、いつの時代になっても。2018/03/04

ja^2

0
花見酒の経済と内需異存型経済の違いが分からない2010/09/05

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