内容説明
女の子がたった一人でお店!?
昭和四十五年、二十歳の和子は夢に向かって突き進む!
昭和四十五年、片田舎で花嫁修業をしながら実家で暮らす和子の夢は、店を持つこと。大手化粧品会社・花精堂の商品を卸したくて、知り合ったばかりの問屋の青年・梶に助力を依頼する。一方、OLの弥咲は神社で倒れているところを和子と梶に助けられるが、目覚めた世界は令和の東京と一変していて!? 居候となった珍客に親近感を持った和子は、その弥咲を味方に半ば強引に実家を改装した雑貨店をオープンするのだが…。
春野薫久・装画
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
11
OLの弥咲は昭和45年にタイムスリップ、助けてくれたのはなんと…。お店をもちたいと奮闘する和子の行動力すごい、この時代・家で頑張る弥咲も。それにしても約50年で色々変わったよなぁ。2023/07/04
sugar&salt
8
OLの弥咲がタイムスリップした先は昭和45年の山梨。そこで弥咲を助けてくれた和子は若かりし頃の弥咲の祖母。和子は自分の店を持ち、そこに化粧品を置くのが夢で弥咲もその手伝いをしていくことに。 和子は少し無鉄砲な感じだけど、行動力はすごい!2023/05/14
ぽんだま
5
タイムスリップしてお祖母さんの若い頃の時代にいく話。面白かった。2023/02/23
samandabadra
2
青谷真未さんの作品からは人間関係を学ぶことが多いが、過去こうだったのかもと思われる部分が多くあり、ずいぶん学んだ。昭和40年代はまだ、仕事か家庭かを女性が選ばねばならぬ時代だったのだよなあとあらためて思わされた。今も、改善の余地があるとは思われるけれども 2024/03/23
MAMI.
1
★★★★☆2023/06/01