内容説明
シンガポールのマンションを舞台にした連作小説『タンブス荘の人々』、原稿用紙数枚の中に小説の妙味を盛り込んだ『掌で掬う人生』、ベストセラー『老いの才覚』に通じる名エッセイの数々と、バラエティーに富んだ内容です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あや
14
エッセイと掌編小説集。小説は短いものが多く読みやすかったです。短いながらも人生の深淵に触れる作品もあり。私はタンブス荘を舞台にしたお話が好きです。2022/08/12
くり坊
2
『オール読売』などの雑誌に初出された17の文章が収録されたアンソロジー集。本書の出版年月日は2022年2月25日だが、掲載されている文章は、2010年~2018年に書かれたもの。本書のタイトルともなっている「人生の決算書」というエッセイに目を留めてみたいと思います。こちらは『オール読売』にて、2018年6月号に掲載された文章になります。以下、引用します。「人間は赤ん坊の誕生を喜ぶが、人の死は祝わない。…以下、コメント欄に続きます。2025/05/13
chuji
2
久喜市立中央図書館の本。2022年2月初版。初出「オール讀物」「文學界」2006年1月号~18年6月号。著作90歳、作家生活70年の集大成。二月二十八日に老衰のため九十三歳で逝去された曽野さんを偲んで借りました。合掌。2025/03/14
れんげ堂
1
人生の終盤にある人々の物語とエッセイ。 そういう意味でのタイトルなのですね。 最期に向かいつつあるいろいろな人の話が何気なく描いてあり、選べないから日々を生きていけるのかと思う。2022/10/26
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