内容説明
ポリティカル コレクトネスの衣を纏った
共産主義という〝からごころ〟を見破れ!
耳当たりの良いスローガン、今を否定する未来志向、実現不可能なアジェンダ。
文化、歴史、秩序を破壊する新たな共産主義革命が、日本で着々と進行している──。
今世界を覆っている新・共産主義のからくりを見抜き、
それにどう対処するかに焦点を当てた馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ大使)の最新作。
──本書より抜粋
2022年の世界は世界のリーダー不在から来る無秩序化と、ポリティカル・コレクトネス(性・民族・宗教などによる差別や偏見、またそれに基づく社会制度や言語表現は是正すべきとする考え方)が猖獗を極める左傾化に苛まれています。
そして、無秩序化と左傾化は新たな共産主義というコインの両面でもあるのです。
本書は、今世界を覆っている新・共産主義という幽霊の正体を暴き、それにどう対処するかに焦点を当てました。
なぜなら、この新しい共産主義は目に見えない形で私たちを蝕んでいるからです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
60
メディアが報じる情報は、必ずバイアスがかかっているので、自分なりにフィルターをかけないといけないことが理解できます。裏で誰が糸を引いているのかを考えて行動すれば、自ずとわかってくることは、トランプが大統領になったことで明白になりました。中東の争いも、民主化の波も、自然発生的にできたのではなく、裏であやつっている誰かの仕業なのです。そのような視点でニュースを読み解かないと、結局自分が罠にはまってしまいます。2024/04/19
田氏
16
途中離脱。自分も「コレクトネス」に不信を抱いてはいるが、それは「正しさ」を訴える議論があまりにも論拠を共感に頼りがちであることや、対立やトレードオフの複雑な相関を「正しさ」が捨象してしまうこと、などの疑問による。前者の根本には「~である」と「~べき」を混同する誤謬があるのだと思うが、本書の議論もまた相当部分の足場を同じ土台に頼っており、これでは単に立場が違うだけのAlt.コレクトネスの域を出ない。もっとも本書の主題はそこではないのだろうが、通読意欲が早々に失せてしまった。露・ウクライナ関連部のみ流し読み。2022/05/02
Honey
6
広く読まれて、現状を理解する人が増えてほしい。2022/04/11
Nori
4
SDG'sはバカバカしいと思いつつも、変人扱いされぬようホドホドに対応している。従来のマスメディアのサイレントマジョリティーを報道せず、ノイジーマイノリティーがさも多数意見のように見せる手法にはうんざり。岸田はmenos malで、河野野田はFuera de cuestión。本書にはないがNHK出身の解説者達もカスばかり。2023/01/27
dai267712
4
過去の歴史から世界を俯瞰する事の重要性を再認識させられる一冊でした。
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