講談社文庫 夏草の女たち

著者名：落合恵子【著】

講談社（2022/02発売）

• ISBN：9784061839762

内容説明

男なんて死んじまえばいい。戦争おっぱじめたのは、男なんだからさぁ……。芸者あがりの初江、オンリーのミー、ダンサーの瞳……世間からはみ出し、それぞれの〈戦後〉を背負ってしまった、「東中野ハウス」の女たち。匂い立つ夏草のように勁く哀しい生を、父のない子の目を通しリリカルに描く表題作など、全４篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Lara]

かつての人気DJアナウンサー「レモンちゃん」、落合恵子氏の小説を初めて読みました。時代背景が、昭和50年～60年代となんだか、ノスタルジアを感じさせられ、懐かしく思われた。同氏も30～40代と乗っていた時期かと思われた。

2022/11/02