もろびとこぞりて

著者名：ウチヤマユージ【作】

日本文芸社（2022/02発売）

• ISBN：9784537144710

内容説明

都内から千葉県に引っ越してきた大島一家。
一人娘の真琴は地元の中学に転校し、穏やかな生活を送っていた。
一家の秘密が知られるまではーー。

ある凶悪犯罪と、加害者家族の末路。
終わらない悪意の渦が一家を襲う時、人の暗部が暴かれる。

罪と罰、同調圧力、正義の押し付け…。
現代社会の病巣を、奇才ウチヤマユージが鋭く抉った、衝撃のヒューマン・サスペンス堂々登場！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[パンダプー]

この作家の作品を読みまくることになるかもー．．．とまずは一作行ってみたが、期待しすぎた。うーん、なんだかなあ。他の作品行ってみるか悩んだが、やめておこう。おそらく私にはそうでもない予感。

2022/07/19

[fumikaze]

再読。読み終わった時に余韻が残る。「リリイ・シュシュのすべて」も観た映画のはずだが思い出せない。巻末の参考資料チェックしてみよう（いじめと探偵、加害者家族、息子が人を殺しました、手紙、理由、Hellsing、Gigant等）

2025/08/20

[fumikaze]

世界を変えていくのはどうしたら良いのだろう。　この人たちはこれだけ労力とお金と時間をかけて、ある意味仕返しをした訳だけどそれは全体からしたらほんの一部でしか無くて、やった意味があるのかどうかが分からない。　著者の他の作品も読みたい。

2024/08/03

[ReiOdaira]

全体像が語られているわけではないので幾つか疑問はあるが、絵や構図がすごく上手いと思う。

2024/11/09

[空金]

誰でも簡単に被害者から加害者になる事ができる。そして本当の加害者家族は今どのような心情なのか...。

2024/03/27