宝島社文庫<br> 警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

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宝島社文庫
警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

  • 著者名:梶永正史【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 宝島社(2022/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784800284280

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内容説明

第12回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作、『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』の「郷間」シリーズが、文庫書き下ろしで登場!
警察庁監察部から特命を受けた捜査二課の郷間班は、暴力団員から金を受け取っているとされる利根警部の内偵をすることになった。
ところが、利根と接触していた御坂組の黒川の刺殺体が発見され、同時に利根も姿を消していた。
郷間たちは利根の金の流れを追う中で、巨大談合組織の存在に気づくが、それは開けてはならない“パンドーラの箱だった。
郷間は辞職覚悟で、違法すれすれの捜査を行なうが――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

191
途中、この解決はありえねー!と本を投げ出しそうになったが、最後まで読めばまぁ納得。謎の方は途中でだいたい想像付くが、オリジナリティの高い謎だったと納得。謎よりも読みどころは夫婦漫才と郷間のキャラクター。電卓女の本領発揮という話ではないが、女スパイ、頼もしいリーダーとめまぐるしく役割を変え関係者を良くも悪くも巻き込んでいく主人公に好感。大好きなシリーズだが、シリーズ中で人物の違法捜査に対する許容度が不統一に見える。作家の嘘に付き合うのが良い読者だと思うが、作家の中の不統一は興ざめを誘う。2019/03/18

papako

75
郷間彩香シリーズ4。あれ?これで終わりかしら。今度の敵は大きかった。事件を引き寄せる彩香さん。今回も、めちゃくちゃやりましたね。福山の言葉、私も引っ張られてしまいました。愛国心かぁ。それでも、自由経済は大切よね。発展は競争から。そしてサラダバーは、そのフリでしたか。とにかく2人に決着もついて一段落ですね。秋山、かなりいいキャラでした。2019/03/13

ずっきん

58
今回は前作から一転して、シリーズ1作目のような大風呂敷が斜め上に広がっていくようなデカい話だった。郷間、やっさん、吉田を筆頭にキャラがガッツリ立っているので、もう楽しむだけなんだけど、踊らせ方が上手いなあと思う。緩急のつけかたが独特で、途方もないタイミングで途方もない展開や台詞が入るので、読み手は胸アツの直後に爆笑したりと忙しい。文句言いつつもシリーズ最新作まで読んじゃったので、もう梶永さんの勝ちでいい(笑)まだ続くよね?*郷間と吉田は、妄想大爆発できる美味しさ。まるで図書戦のよう。血が騒ぐ。 2018/07/23

達ちゃん

51
相変わらず心の声が面白い^^。今回はとっても大きな話でしたが、テンポの良さに一気読み。シリーズ続いてほしいな~。2018/08/01

momi

48
郷間彩香シリーズ第4弾!今回の郷間班は監察から特命をうけるが、 ええーッ!!彩香最後の事件になっちゃうのー!?もしかして開けてはならないパンドラの箱を開けてしまったのか!?彩香にタイムリミットがせまります!彩香ひきいる郷間班は見えない世界を暴くことができるのか!?!彩香のドキドキ感が伝わってきます!そして心の声にクスッ!どうしたら秋山の増殖を阻止できるのか…って笑えます!二人の夫婦漫才ぶりも面白い!意外な結末!まさかこれで終わってしまうの!?このシリーズ面白いのでまだまだ続いて欲しいです♬2018/05/31

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