内容説明
姉・美味。好きなことは食べること。妹・甘露。好きなことは 食べること。
そんな食べることが大好きな黒鵜姉妹は、異世界へと転生しても変わることはなかった。
モンスター討伐専門の新鋭冒険者である彼女たちは、旅を続ける。
それもこれも、「知らないものを、おいしいものをお腹いっぱい食べるため」。
異世界の魔物や植物をおいしく調理、そして残さずごちそうさま。
今日も今日とて彼女たちは、異世界のすべてを食い尽くす！
「「さあ、待望のご飯タイムを始めましょうか」」
「黒」シリーズ最新作。迷井豆腐が贈る異世界グルメ譚、ここに開幕！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
7
毒キノコを食べて異世界に転生した姉妹が、異世界の食材を食べつくすべく冒険を繰り広げる物語。―――全ては食、その為に駆ける。 明るく楽しく元気よく。時にドタバタに冒険をし、主に飯テロが如く料理を食べ。恐らく深夜に読むと危険な物語であり、読んでいるだけでお腹が減ってくる物語である。ドタバタに続く、異世界食の珍道中。果たして姉妹はこの先、どんな食材と出会うのか。周りを巻き込み続く旅は、今度はどんな場所へと突き進んでいくのだろうか。今度は一体、どんな料理を見せてくれるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2022/02/27
碧海いお
6
オーバーラップ文庫のキャンペーンにて当選。 読む前に小説家になろうのノリの内容なんじゃないかと思ってましたが、間違っていませんでした。 黒鵜姉妹とカンロによる3人娘がスキルを使ってモンスターを調理をするという昔、こういった内容のゲームがありましたが、タイトルを忘れました。黒シリーズ最新作！とあやすじに書かれてましたが、他のタイトルを読んでいなくても話は通じました。登場人物が大食いなんじゃないかと感じました。2022/04/21
リク@ぼっち党員
6
そういえば一昔前は食べて強くなる系の異世界ファンタジーが流行ったなぁと思い出した。異世界転生した姉妹が食欲の赴くままに戦い、調理し、食べ尽くす。姉妹がファンタジー知識に乏しいので、テンプレートを無視した行動を起こすので意表を突かれる。美味の破天荒な行動に隠れてるけど、甘露も結構な変人。バトルはあれど基本的には食事がメイン、というか戦闘も料理の一部的な感じなので肩肘張らずに緩く楽しめる作品になっていた。美味しそうな料理と、美味しそうに食べる美少女は正義。2022/03/08
尚侍
6
とっても面白かった。この手のグルメ物の肝である食事の描写がしっかりしていて、いかにもおいしそうな感じで食材が描かれていたので、読んでいて楽しかったですね。メインキャラ全員が大食いというのも良く、とにかく食べっぷりがいいので物語にも勢いが感じられました。その一方で後半に入ってからは食材をおいしそうに描くよりも大食いの方にスポットが当たってしまい、やや単調に感じたので続きがあるとすればそのあたりの調整があるといいかと思います。2022/03/05
菊地
3
姉妹が異世界ライフを満喫しているのであまり深く考えずに楽しめた。2022/03/16
