内容説明
どんな草花にも物語がある。
道ばたや花屋でよく見かける草花にますます愛着がわくようなエピソードを、描きおろしのイラストとともに紹介する読む手帳本。
古今東西の歴史にまつわる物語や、名前の由来、生き様など、さまざまなタイプの読み物が一冊で楽しめます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
41
見開き1ページに花の名と花言葉、そしてわかり易い絵、その花の説明が書かれ、少しずつ楽しめて、気持ちが晴れやかになりました。自分の好きな花が意外と少ないのに気付き、ちょうどターシャ・テューダーの庭と多才な才能に感嘆したばかりだったので、自分の感性の鈍さを痛感しました。気の毒な名前や花言葉が多く、また四つ葉のクローバー、カモミールが人の多く歩く道に育つと知ったのも驚きでした。面白かったのが流行り言葉がついた名前で、室町時代の女官たちが流行らせた「もじ」をつけた名。付け髪の「かもじ」からの「カモジグサ」2022/04/18
月と星
3
★★★★ボタニカルアートとしても楽しめた。各花の説明も親しみやすい文章で読みやすかった。野で見かける草花には,残念な名前のものがいくつかありました。2022/03/29
遠野空
1
身近な草花のお話。花言葉も書かれていて面白かった。2024/04/06
かな
0
4番のスミレ 「それ(数学)は人類にとって、何の役に立つのですか?」の問いに対する数学者の岡潔さんの「スミレはただスミレのように咲けばよい」という言葉が素敵だったのでメモ。 67番のトリカブト ブスはトリカブトの別名で、その毒で苦しむ表情に由来して不美人や醜い容姿をブスと言うようになったと初めて知ったのでメモ。 82番のラナンキュラス 美少年のピグマリオンと醜男のラナンキュラスは親友で、同じ娘に恋をした。失恋の悲しみにより死んだラナンキュラスの墓に咲いた美しい花にその名をつけるピグマリオンえもいのでメモ。2023/07/28
中島 大知
0
季節の移ろいを感じさせる草花たち。古来より、人は植物にさまざまな物語を投影してきた。 それはつまり、生命に言葉を与えるということ。昔の人は、言葉を通して生命により深い意味を与え、その存在を心から慈しもうとしていたのではないか。 植物は、目で楽しむだけのものではない。わたしたちがその存在を全身で受け止めたとき、そのときにはじめて昔の人と同じ味わいが感じられる。2023/05/29




