創元推理文庫<br> 彼岸の花嫁

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創元推理文庫
彼岸の花嫁

  • 著者名:ヤンシィー・チュウ【著】/圷香織【訳】
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 東京創元社(2022/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488591069

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内容説明

リーランは、富豪のリン家が彼女を亡き息子の花嫁に望んでいると父に言われる。年ごろの娘にとって幽霊の花嫁(ゴーストブライド)なんてあんまりな話だ。おまけに数日後リン家に招待された彼女は、そこで当主の甥である青年と恋に落ちる。彼が結婚相手ならよかったのに。やがてリーランは毎晩夢の中で、リン家の亡き息子に結婚を迫られるようになる。恐ろしさから病の床についた彼女だったが、霊媒からもらった薬のせいで幽体離脱してしまう。生霊となったリーランはどうにかして幽霊との結婚から逃れようとするが……。死者と生者の世界が交錯する幻想的な恋物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

74
19世紀、英領マラヤ(現マレーシア)のマラッカが舞台。落ちぶれた家の娘リーランは父親から死者との縁談について聞かされる。冥婚という習俗には馴染みがなく、マラヤの中国系社会のしきたりや生活も新鮮でした。幽体離脱したリーランが身を置く死者の世界はちっとも清浄ではなく賄賂や不正がまかり通っていました。死しても尚、見た目の年齢や美醜、そしてお金に囚われ続けるのかと思うと何とも言えない気持ち。全体的には少女マンガのようなドキドキわくわくな展開で沢山ときめきをもらいました。著者の作品、また読みたいです。2022/04/20

星落秋風五丈原

24
また森川久美っぽい表紙だ。ネトフリドラマ原作。「夜の獣、夢の少年 」より前の作品。こっちの方が動きがあって面白い。2022/04/20

romance_holic

10
舞台は1800年代のマレーシア。中国から移住してきて現地に住み、文化を取り入れながら暮らしている一族の女の子が主人公です。珍しい舞台設定で、作中で描き出される当時のお嬢様の暮らしぶり、あと冥婚というテーマから中国人の死生観や結婚観が垣間見えて、興味深かったです。 あとがきで紹介されていましたが、ネットフリクスでドラマ化されているそうです。2022/05/30

鳩羽

10
リーランは富豪のリン家から、死んだ息子の花嫁にと望まれている。没落した家の娘に良縁はないのかと思いつつ、リン家の招待に応じ、当主の甥と出会い知らずに恋に落ちる。しかし、死んだ息子は幽鬼になってリーランに取り憑き、リーランを連れて行こうとする。困ったリーランは、乳母のアマと共に霊媒師に見てもらいに行くが…。リーランが死後の世界にも踏み入り、死んだ母親や家族の歴史を知っていったり、人間以外の存在と関わりを持ったりしていく不思議な冒険譚。冥ノ原への探求は昔話めいているが、恋愛ものとしては意外な展開だった。2022/04/22

ぷら

9
ドラマ化作品との事。確かに映像化したら女性に好まれそうなお話で、久しぶりにエンタメなファンタジーを読めて楽しかった。 エンタメと言うと軽く安っぽく聞こえてしまうけれど、『冥婚』や『マラヤ』等々、異国の文化や風土、伝承、歴史が土台に柔らかく散りばめられていて、そういう面でも興味深く読めた。熱帯の空気感と死者の世界が今の時期に読むのにぴったりだった。 実は著者の『夜の獣、夢の少年』を読んでみたくて試しに手に取ったのだけれど、読みやすかったので安心して『夜の獣』も手に取れそう。楽しみができた。2024/08/17

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