岩波文庫<br> 新島襄自伝 - 手記・紀行文・日記

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岩波文庫
新島襄自伝 - 手記・紀行文・日記

  • 著者名:同志社
  • 価格 ¥1,177(本体¥1,070)
  • 岩波書店(2022/02発売)
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  • ISBN:9784003310632

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内容説明

日本初の私立大学設立を目指した新島襄(1843―90)は,青年時代に鎖国令を犯して函館から密出国し,19世紀後半のアメリカを中心に異文化の清新な空気にふれて,文明開化期の日本に帰国した.その後,病気と闘いながら,教育とキリスト教伝道を通じて日本の近代化に挺身した新島の波瀾に富んだ生涯を,残された自筆の記録により跡づける.

目次

まえがき┴凡例┴I┴《誕生からアメリカ入国まで 一八四三─六五年》┴日本脱出の理由┴私の若き日々┴II┴《一八六二─六三年》┴ 江戸から兵庫・玉島への航海 玉島兵庫紀行┴《一八六四年》┴江戸から函館へ┴《一八六四─六五年》┴函館から上海、ボストンへ 航海日記┴《一八七二年》┴ 米欧教育視察 岩倉使節団とともに┴《一八七四年》┴ ボストンから横浜へ 十年ぶりの帰国┴《一八七五年》┴ 大阪から奈良、宇治、石山、京都へ┴《一八七六年》┴同志社教会の設立 第二公会録事から┴《一八七八─七九年》┴ 東京・安中・今治訪問┴《一八八四年》┴東京出張 政府要人に陳情┴《一八八四─八五年》┴ 第二回外遊記┴一 神戸出港まで(一八八四年)┴二 アジア・ヨーロッパの旅(一八八四年)┴三 アメリカ再訪(一八八四─八五年)┴《一八八六─八七年》┴仙台・札幌へ 同志社仙台分校設立と北海道避暑┴《一八八八─八九年》┴病を冒して東京へ 大学設立運動┴III┴《一八八四─八五年》┴異国で想う┴《一八八七年》┴「アメリカの父」ハーディー追悼説教┴《一八九〇年》┴遺言(大磯)┴新島襄略年表┴あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumiha

41
けして同志社大学出身でもなく、キリスト教(を含め宗教一般)に関心があったからではなく、『思想をつむぐ人たち』(鶴見俊輔)の新島襄の描き方が魅力的だったから、新島襄自身はどう考えていたのだろうと知りたかったからだ。なんといっても脱藩どころか、鎖国だというのに自ら密出国しアメリカへ向かった、その気持ちや如何に?安中藩の祐筆の家に生まれながら、いわゆる武士の誇りである長刀も小刀も手放した時の気持ちや如何に?文末の「……」の中に錯綜する新島襄の思いが込められていたと想像するしかない。……2020/11/09

シンドバッド

5
自伝的な密出国時に米国で著した巻頭の2篇、巻末の遺言が、最も興味深いものであった。新島襄全集までは読もうと思わないが、この岩波文庫の同志社編集のシリーズは、新島を知るには欠かせない「良書」。2013/06/14

てつこ

2
新島襄関連の三部作の最後らしい。新島襄に関する本は初めて読んだ。同志社がキリスト教の伝道学校だったとは知らなかった。社会が新しく変わっていく中で、自分の信念をもって外に飛び出していく向上心、エネルギーに圧倒される。2017/05/30

Sano Kazuhito

2
2013年8月28日読破。新島襄は、八重のご主人。同志社大学の創設者。日本を飛び出す前の描写が面白い^-^。仕事がないから、さぼって、蘭学教師の家に行ったら、藩主が探していたものだから・・・・帰ってきたら、ぶん殴られた^^(ある意味当たり前?)。藩主と議論までしている。(そういう関係にあったんだなぁ。。とおもうと、ある意味感慨深い。)是非ご一読を^-^。2013/08/28

タスタローン

1
あの若さで密出国してアメリカまで渡るなんて考えられない。すごい行動力に感動する。2019/09/22

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