ぼくのおいしいは3でつくる 新しい献立の手引き

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ぼくのおいしいは3でつくる 新しい献立の手引き

  • 著者名:樋口直哉
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 辰巳出版ebooks(2022/02発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784777827404

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内容説明

ふつうの材料で、最高においしい家ごはん!
「おいしい」がさらに進化した料理の新常識。

「ぼくが目指しているのは普通の料理の最新バージョン。
シンプルだけど贅沢な料理です」----樋口直哉

おいしいをつくる3とは----

◯1皿に盛り込む食材は3つだと簡単
◯基本の配色は、赤、緑、黄、3色あると見栄えがいい
◯盛り付けは知識と理屈。3角形に盛りつけると美しい

そして本書では樋口さんの日々ごはん、
つくる人も食べる人も食事の時間が豊かになる、
前菜、メイン、デザートの3皿でつくる献立を提案しています。

----新しい献立の手引き----

献立1 進化するレシピ
おひたしサラダ----シャキシャキ野菜の歯応えは、氷水でつくる
四角いハンバーグ----カリッとふんわり、混ぜて焼くだけの新定番ハンバーグ
プリンとコーヒーゼリー----異なるテクスチャーを組み合わせる

献立2 シンプルだけど、贅沢な料理
ブラマンジェかにたまサラダ----コーヒー豆がかにたまの味を引き立てる
贅沢スパゲッティ----パスタはブイヨンで茹でW卵使いでリッチな味に
バジル風味のオレンジ----ゼリーがつなげて3品で調和

献立3 新しい魚料理
ホタテのカルパッチョ----ホタテは縦に切ると、歯ごたえが良くなる
和風アクアパッツァ----焼き魚でも煮魚でもない、水で焼く調理法
パイナップルとクリームチーズ----果物+チーズ+香りで、リッチな風味に一変

献立4 かきこむおいしさ
青菜といんげんのごま和え----グズグズに煮たなすが、和え衣のつなぎ役に
鶏そぼろの親子丼----鳥そぼろを使うのはお米の粒子に寄り添いたいから
柿柚子----柚子のワタを使ってとろける口当たりに

献立5 鍋と会話する
きゅうり、キウイ、ミントのサラダ----味がなじむよう、きゅうりは叩いて潰す
鶏肉のフリカッセ----焼き目と卵黄で、コクととろみをつける
ライム風味のバナナ----ライムの酸味で甘みの輪郭がくっきり

献立6 発酵は人にやさしい
冷やしトマトのアールグレー風味----紅茶の風味がトマトのうまみを強調
ポークソテー かんずりごまソース----豚肉の焼き上がりは、中心温度65°CでO K
ごま汁粉----ねりごまを使えば10分で汁粉に

献立7 カレーはソースが主役
みかんサラダ----唐辛子と塩で、みかんの甘みを引き立たせる
羊バターカレー----ミキサーに野菜をかければカレー粉だけで絶品ソース
バニラアイスとココアクッキー----ココアクッキーを砕いて、土に見立てる

献立8 蒸し料理は電子レンジで
レンジで温野菜の香味だれ----小さく均等に切れば、効率的に加熱できる
レンジでサーモンの清蒸(チンジョン)----レンチンするだけで、切り身がふっくら
ブルーベリーとヨーグルト----同じ香り成分を重ねて、相乗効果を発揮

献立9 生活向上ステーキ
グリーンサラダ----布巾で包み、冷蔵庫で冷やせばシャキシャキに
黒胡椒のステーキ----黒胡椒を潰して焼いて香ばしさに
チョコレートとブルーチーズ----同じ香り成分を重ねて、相乗効果を発揮

献立10 忙しい日こそ、魚料理
きのことクリーミースープ----きのこをじっくり炒めて、うま味を凝縮
カジキマグロのソテー トマトとケッパー----塩入の牛乳に漬けて、しっとり焼き上げる
いちごのムース----生クリームといちごの酸でムースを固める

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ののこいちご

42
#NetGallyカッコイイ!洗練されているんですよ!おしゃれ!語りたいこといっぱいあるんですがもうとにかく1番言いたいのはかっこいいってこと!そもそも私がこの本を読んだ理由は樋口さんにハマっていたことがあったから。一時期樋口さんのnoteを読み漁っていました。実際に記事に載っているレシピを試したこともあります。究極のスクランブルエッグがおすすめ!『究極のスクランブルエッグ note』で検索すれば出てくるのでぜひ!濃厚の極み!まあそんなわけで、憧れている人だったので読んでみたらやはり、激烈にクール。 2022/02/16

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

31
作家であり料理人の著者。「1皿に盛り込む食材は3つだと簡単」「基本の配色は、赤、緑、黄、3色あると見栄えがいい」「盛り付けは知識と理屈。3角形に盛りつけると美しい」前菜、メイン、デザートの3皿でつくる献立を提案している。盛り付けが参考になった。デザートまで作るのはちょっと・・。果物の盛り付けを工夫したらいいのかも。2022/02/23

のんぴ

31
#NetGalleyJp おしゃれで斬新なレシピ。女子受けしそう。普通の食材なんだけど、味付けが独創的。ばえる。調理法や食材の組み合わせの理由が論理的に説明されていて、わかりやすい。おうちでちょっと特別な日とか、ホムパに出したら感激されると思います。2022/04/09

baboocon

22
樋口直哉さんのレシピ本はいくつか読みたい本に登録しているけれど、ちゃんと読んだのは何気にこれが初めてかな。フランス料理出身だそうだが、本書は洋も和も中華もエスニックもあり、国籍に囚われない印象。前菜、メイン、デザートの3皿の構成や、食材は3つまで、3色、3角形の盛り付けを意識するなどタイトルどおり「3つ」がテーマになっている。デザートのレシピというとかなり面倒くさいイメージだったけど、この本では既製品も上手に使って作りやすそう。四角いハンバーグや和風アクアパッツァは作ってみたいな。2022/05/11

spatz

16
料理人かつ作家!(芥川賞候補)レシピ本でありながら読み物。レイアウトと写真がシンプルながら美しい。どの料理もめちゃくちゃ美味しそう、で、斬新。かつよそ行きではない。コロナ禍もあってキッチンに立つ時間が長くなった、という人は多い。家でご飯を食べることが多い。せっかく食べるのだから美味しく食べなければもったいない。特別ではないごはん、美味しく食べたいな、という思いで書かれ、そうして読むと楽しめる。 3は、3色、三角形を意識した盛り付け、3皿。 #NetGalleyJP 2022/02/16

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