内容説明
この笑顔に騙されるな!
軽蔑 Contempt 34%検知
FBI、CIAでも駆使されている「表情分析」テクニック
大人しかった男性が、突如として暴力をふるう。「大丈夫です」と言っていた部下が、急に退職する。実は、その前兆はすべて顔に表れていた! 幸福、軽蔑、嫌悪、怒り、悲しみ、驚き、そして恐怖。こうした感情は、国や文化を問わず、いつでも、どこでも、誰にもでも、同じ表情として顔に生じる。「表情分析」スキルは、米軍、FBI、CIAでも駆使されている科学的な技術だ。その真髄を、犯罪捜査にも協力してきた著者が披露する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
30
タイトルと表紙に興味をひかれて購入、表情やジェスチャー、会話から相手の心理を見抜くテクニックが解説された一冊。普段人と人が接する中で、誰もが一瞬(1秒~0.5秒)だけ表情が変わるタイミングがあり、これを微表情という、この表情にはパターンがあり、このパターンを把握することで人の裏側に潜んだ感情を推測できる。FBIやCIAや日本の警察でも使われている技術であり、知っていれば生きて行く上で役に立ちそうな技術が多かった。2022/02/21
香菜子(かなこ・Kanako)
19
裏切り者は顔に出る-上司、顧客、家族のホンネは「表情」から読み解ける。清水 建二先生の著書。表情は人格を表す。表情は人間関係を良くも悪くも左右する。裏切り者は表情に出る。表情を間違えると裏切り者ではなくても裏切り者であるとされるかもしれない。表情を間違えると不必要に敵を増やしたり嫌われたりするかもしれない。嫌われることを怖がる必要なんてないけれど。2022/08/04
tkokon
5
【微表情】○微表情検知について。人が一瞬見せる表情や顔の動き、無意識のしぐさ等に、その人の感情が現れるという考え方。人は微表情(0.3~0.5秒だけ表出)は意外にコントロールできないというのが有効性の根拠。○周知、軽蔑、嫌悪、怒り、悲しみ、驚き、恐怖は万国共通の表情であり、目・眉毛の向き、口角の向き、鼻の周りの動き等である程度類推可能という。一つずつの表情を自分でやってみると、イメージがわかる。○相手の気持ちを読むのが上手な人は無意識にやっているのだろう。マスクがあると難しいわけだが。2022/08/13
アメヲトコ
5
22年2月刊。人がごく短い時間に見せる「微表情」の読み取り方について解説した本。曰く、これが分かると相手の無意識な本音の感情を読み取ることができ、対人関係や交渉を優位に進めることができるとのこと。楽しくも怖い内容ですが、これは実際のところ科学的にはどの程度裏付けられているのだろうとも。2022/03/14
刺繍好きの糸ちゃん
2
発刊はコロナ禍の2022年。ページをめくると様々な表情写真に「〇〇な感情が表れてるのは?」 思ったのは、このネットワーク社会、対面はめんどう、なるべくオンライン、リモートに流れるなかで「人の表情、機微を読む」ことの意味は、、リモート社会で「読顔力」は低下するのか? といったこと。本書では言及はなかったけど。記憶にあるのは学生時代にならった「表情筋は鰓弓由来なんで100%随意では動かせない」ということ。昔、芝居をかじったことのある元大根女優としては、なるほどねぇ、と、、2025/09/15




