ブルーバックス<br> 数式図鑑 楽しく、美しく、役に立つ科学の宝石箱

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ブルーバックス
数式図鑑 楽しく、美しく、役に立つ科学の宝石箱

  • 著者名:横山明日希【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2022/02発売)
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  • ISBN:9784065243091

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

有名公式から美しい定理まで
珠玉の数式をわかりやすく解説!

ピタゴラスの定理、フィボナッチ数列などの
歴史の一節となっている初等数学から、
世界を変えることになったオイラーの等式や
ニュートンの運動方程式、微積分、
そして現代に連なる素数定理、リーマン予想まで。
数学好きには外せない、
数式の美しさ、すごさ、不思議さを
わかりやすく伝えるとっておきの数式集。

ーーーーー
ピタゴラス、ニュートンからオイラーまで――
珠玉の数式を味わい尽くす!

分数の和の極限、ピタゴラスの定理、ヘロンの公式、オイラーの多面体定理、フィボナッチ数列、平方根の連分数展開、オイラーの等式、複利計算の式、3次方程式の解、ゼータ関数、テイラー展開、運動方程式、素数定理、フェルマーの最終定理、リーマン予想…


さらに、気軽な数学の学び直しにも。
「楽しい数遊びやパズル」「現代社会を支える重要定理」
「世界の驚くべき真実を示す世紀の難問」が満載! 

ピタゴラス、ヘロン、オイラー、フィボナッチ、パスカル、リュカ、カルダノ、アーベル、アインシュタイン、ロピタル、ニュートン、マクスウェル、ラマヌジャン、フェルマー、リーマン…
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目次

第1章 数式は美しい
自然数の和      (和が美しく図形のように連なる感動)
分数の和の極限    (無限和の本質が一目でわかる)
ピタゴラスの定理   (実は証明方法がたくさん)
円の方程式      (円錐に潜む曲線たち)
ヘロンの公式     (辺の長さだけで面積がわかる)
オイラーの多面体公式 (立体で成立する神秘的な式)
黄金比        (美を象徴する絶妙なバランス)
フィボナッチ数列   (自然界にも多く出現する魔法の数列)
二項定理       (ここにもあの数列が登場)
平方根の連分数展開  (無理数が有理数形式で表される不思議)
多重根号       (無限に根号が続く不思議な数)
オイラーの等式    (不動の「世界一美しい式」)
第2章 数式は楽しい
部分分数分解    (まるでドミノ倒しの気持ち良さ)
自然数と小数    (ほんとにイコールなの?)
自然数の累乗和   (式の秘密が図形的に分かる)
完全なる小数    (どこまでキリがいい?)
奇数の和      (そこに存在する調和)
ダイヤル数     (循環する不思議な数)
対称性のあるかけ算 (その対称性はどこから?)
美しく見える式   (成立するのは必然? 偶然?)
ミュンヒハウゼン数 (不可思議な運命の秘密)
ほぼ無量大数    (身近に潜む巨大数)
ハノイの塔     (“無限”はすぐそこに)
ハートの式     (シンプルな式が織り成す形)
カテナリ曲線    (放物線と何が違う?)
第3章 数式はすごい
複利計算の式    (人類最大の発明?)
確率の式      (確率が計算できると驚きの事実が姿を現す)
分散と標準偏差   (統計における大切な基礎)
3次方程式の解   (高次方程式の入り口)
余弦定理      (辺と角度の関係式)
加法定理      (倍角、半角の定理などを導く)
はさみうちの原理  (円周率もこの原理で計算)
導関数の式     (微分の本質を定義した式)
ロピタルの定理   (関数の極限の計算で絶大な効果を発揮)
関数の面積     (複雑な面積も積分で簡単に)
フェルマーの小定理 (「小」といいつつ多大な貢献をしている数式)
ゼータ関数     (不思議な数学の世界の入り口)
テイラー展開    (高校数学の隠れたゴール?)
運動方程式     (運動とは、力とは何か)
マクスウェル方程式 (電気と磁気は等価である)
第4章 数式は神々しい
素数定理       (深遠なる素数の存在割合を示す)
タクシー数      (それは神の啓示?)
完全数        (古から人々を魅了する究極の数)
フェルマーの最終定理 (究極の定理が証明された)
リーマン予想     (物理の世界までを記述する世紀の未解決問題)
ABC予想        (これ1つで数々の難問を解決)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

100
美しい、楽しい、すごい、神々しいの4つの章に分けて、定番ともいえる数式の数々が紹介される。一体どんな人がこの本を読むのだろうかと思う。本書の内容を数学的に理解できるような人には、ここに示された有名な数式のことなど初めから周知であり、新鮮な感動は全くない。一方、そうでない人が理解できるほど、本書の説明は簡単ではない。私は、日本お笑い数学協会副会長の著者が、どんなにユニークで拡がりのある解釈をするかに興味があったのだが…。尤も、本書は数式集の図鑑であって、そういうことを期待するのが間違っていたのかもしれない。2022/03/17

まえぞう

23
数学や物理の有名な数式をベースに、その数式の持つ意味を背景にした短編集を書けないかと以前から考えています。この本もそのための参考になるのではと思って手にしました。意味のある数式と偶然の美しさだけのが並んでいて、意味のあるほうには使えそうなものもあります。いくつか途中の数式に誤りがあるのが気になりました。2022/03/12

水生クレイモア

17
数学的美の美術展。美しいと感じるかどうかと理解できるかどうかは別軸である。2022/11/05

ふう

12
案外かなり専門的な内容で学生時代が遠い昔の私にはこれなんだっけ?がしばしば。一番お気に入りは「1=0.9999999…」。わかりやすくてなるほどーだった。数学者のパスワードってどんなのが多いんだろう。8128とか3435かな。個人的にはこのどっちか今度使ってみたい笑2022/06/02

TITO

12
もっと難しくて、睡眠導入剤になるかと思ってたけど、程よく分かりやすくて興味を引く数式が散りばめられていて少し読んでは眠り、3日間、寝る前読書で読了出来ました。三角関数をやり直したいと思った。2022/05/24

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