内容説明
超大作・『源氏物語』執筆の裏側、病と闘った晩年、恋愛について、被災地への慰問……30年以上ともに歩いてきた著者だから知りえた、寂聴先生のエピソードが満載! 笑いあり涙ありのライトエッセイが誕生。「人は自由に生きる権利と幸せになる権利があります」「恨んだら、自分に毒が回って、器量が悪くなるわよ」「うちは宗教では稼がない」……寂聴先生の金言がここに! 【目次】第一章 寂聴先生、最期のときまで 第二章 寂聴先生との出会いと寂庵の八十年代 第三章 寂聴先生の気迫とパワーと、優しいお心 第四章 寂聴先生の「源氏物語」への意気込みと愛着 終章 寂庵を去る日
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彼岸花
28
寂庵に30年以上勤務したスタッフのひとりが、庵主との出会いから別れまでを綴ったエッセイ。寂聴さんのお人柄が偲ばれる本だ。「宗教でお金は稼がない。」と有言実行し、執筆や講演会等で、仕事を精力的にこなされた方だった。『寂庵革命』によりスタッフは離れていったが、著者は、先生にとって特別な存在であったのだろう。これほど先生に愛された人もいないし、つき放されるのも愛なのだと思う。念願である作家を是非目指してほしい。彼女の新たな人生の出発を応援したい。2022/03/29
鈴蘭
0
2022年発刊。筆者が瀬戸内寂聴の著書に出会い、寂庵のスタッフとして働き、寂庵を去るまでが書かれている。筆者の自由奔放にあきれつつ、寂聴の行動や原稿を書く際の姿勢に驚いた。素晴らしい作家であり、宗教家であったのだろう。2024/03/31
キンセンカ
0
著者がただの遊び人のようだがそれなりに読める本。2022/05/22
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