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内容説明
ぼくらの町でいったい何が起きている!? タケルが住む海沿いの町の空に突然浮かんだクラゲみたいな巨大な光る物体! タケルのまわりではそれ以外にも不思議なことがいくつも起こって……!? ●放送公園に現れたワゴン屋台の謎の三人組 ●ラジオからきこえる謎の放送 ●幼なじみのことりの死んでしまった大切な飼い猫(ポー)に似たキツネ ●脚が八本ある人を襲う黒い化け物あの巨大な光る物体のなかに、ポーの幽霊がいるかもしれない!? タケルとミツヨシはその謎に挑むが……。知らず知らずのうちにいろいろなことをあきらめてきた主人公たちが、大きな謎に挑むことで、一歩前に踏み出す姿を描いたSFファンタジー! 共感し、勇気がもらえる1冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
18
不思議なラジオ放送を聞いたタケルでしたが、ことりもミツヨシも知らないと言う…。荒筋を書くのがが、難しい。大きな世界の秘密を知るには、小さな子供たちで、両親が喧嘩や、飼い猫の死に心を痛めていている。結局、世界は落ち着く所に落ち着き、何も変わらないようですが、家族や、友人などの関係の中で、前に進めた子どもたちが清々しかったです。屋台のお姉さんたちの活躍は、またどこかで詳しく読みたい。2023/02/21
ぷりん
0
不思議な内容だった。正体はなんだったんだろう? なんのためのネジマキだったのだろう? 疑問はたくさん残る。けど、主人公たちが追い求めながら成長への小さな一歩を進んでいく姿、少しずつ周りの大人との関わり方を変えていく姿が素でした。2022/06/26