光文社新書<br> 学校では学力が伸びない本当の理由

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光文社新書
学校では学力が伸びない本当の理由

  • 著者名:林純次
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 光文社(2022/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334045920

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内容説明

教育界のブラック化、教員の低レベル化、毒親の変異化、児童・生徒の超二極化、カリキュラムのカオス化――学校をめぐる数々の問題について、マクロとミクロの視点を行き来しながら、海外との比較も踏まえて論じ、より良い教育を実現するための提言を行う。8万部『残念な教員』著者による危機の教育論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イケメンつんちゃ

34
チン・セヨン 名古屋の金曜日の朝 オクニョ 運命の女 出ていました 懐かしい 僕も氷食症です 毎日氷かじっています 還暦も過ぎ いろいろ思う教育問題も他人事では 興味深く読まさせて頂きました そうだそうだ 確かに共感部もありました 飛び級は大賛成ですが 留年はいかがなものか 留年・中退・除籍 それは当人が悪いでは あまりにも無責任では 無責任な坂崎出羽守 大学9割削減 歌っている者として 看過できません 東洋の どっかの国の市長さん 頑張ってください 逆兵庫県知事選 正しい民主主義を魅せてください 林純次2025/07/25

よっち

31
学校をめぐる数々の問題にはどんな問題があるのか。マクロとミクロの視点を行き来しながら、海外との比較も踏まえて論じた一冊。教育界のブラック化、教員の低レベル化、毒親の変異化、児童・生徒の超二極化、カリキュラムのカオス化など、今の教育現場の問題点を指摘しながら、ではより良い教育を実現するために何ができるのか、単位制度の導入やカリキュラムの変更、飛び級や留年制度の導入、部活動のアウトソーシングやPTA組織の解体など、現実的にどこまで実現できそうなのかは一考の余地がありますが、その提案はなかなか興味深かったです。2022/03/31

寝落ち6段

12
学力の定義は難しく、かなり複合的な能力である。学校はその一部を学ぶ場であるだけで、学校で全てを学べるはずがない事は自明の理だ。自分自身が学ぼうとしなければ、学力などつくはずがない。その場として学校は必要だと思う。最大の問題は、文部科学省が学校現場の仕事を無尽蔵に増やし、教師に長時間労働を強い、子どもたちに大きな負担を課していることだと思う。2022年のPISAやこれまでの推移を見ても、学校現場や子どもたちはよくやっていると思う。必要なのは、本書でも語られる現場への権限移譲であると考える。2024/03/30

Asakura Arata

10
イリッチの「脱学校の社会」から始まる。そういえば中学生のとき読んで、これから学校はいらないなあと思ったことを思い出した。しかしそれから半世紀。賞味期限のとっくにすぎた学校というシステムにしがみついている原因はなんなのだろう。職業柄、ダメ教師とか学校制度のだめなところを痛いほど見せつけられる。このストレスは大きい。2022/03/06

はぎはぎ

9
筆者は新聞社、フリージャーナリストと転身した後、教育業界に身を投じている。大学院で教育学も修めているようだ。こういった取材力と現場での経験を踏まえて書かれたのが本書。教育業界全体というマクロな視点に加え、教員の低レベル化、毒親の変異化、児童生徒の二極化、カリキュラムのカオス化とそれぞれを構成する要素にも切り込む。かなり厳しめの言葉で突っ込むのだが、現場にいる身としては頷けることも多い。鋭い舌鋒の批判に比して提案についてはかなり理想論であるのも特徴。これをどうやって現実にしていくかが課題かな。2023/05/29

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