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内容説明
FCバルセロナにてペップ・グアルディオラが革新的なフットボールを披露したのが2008年。以降、2010年代を通じて現代サッカーは「異常」と呼べるほどの飛躍を遂げ、もはやそれまでとは別次元の競技になっていった。その進化を象徴する言葉が「ポジショナル(プレー)」と「ストーミング」である。ペップ、クロップ、ナーゲルスマン……。10年代を代表する智将たちの戦いからひも解く、サッカー界の来し方と行く末。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
23
「ポジショナル」と「ストーミング」戦術の大きな流れを解説。前者は「いつ、どこに、誰がいるべきか」という位置的優位性、後者は「激しいプレスと速攻で、相手に考える時間を与えない」を重視。スタイルの違いの中で陣形は、原初はフォワード重視の「2-1-7」、 80年代は「4-4-2」「3-5-2」、 2000年代は「4-2-3-1」0トップの「3-7-0」、 未来は「2-8-0」、究極は「0-10-0」の誰もがFW・MF・ DFに。サッカーファンではないが、時々手に取るこの手の本でベストに解り易い。素人感想ですが。2026/04/07
tetsubun1000mg
20
筆者は中高でサッカー経験が無いのにJリーグ開幕に魅せられて興味を持ち独学で戦術を研究して欧州と南米へ観戦旅をする。 その後サッカーショップのヲタク店長からJ3の戦略分析長などにつく。 ユーロ現代サッカー戦術の解説本を読んでいたので大筋は理解できたのだが、90年代のバルサ監督ヨハン・クライフからの系譜であるらしい。 ペップの「ポジショナルフットボール」に繋がっていくのだが、その前のモウリーニョのスペース支配からクロップの「ゲーゲンプレス」への進化も分かりやすかった。この人にはJリーグはどう見えているのかな?2022/04/07
フリット
15
面白くて、ゆっくり読むつもりが一気に読了してしまった。ストーミングとかポジショナルとか、最近は戦術の発展が著しくて理解できずにいる。戦術が進んだら、それを打ち破るような強烈な個性・技術を持つ選手が出現する、そんなサイクルが繰り返されるのかな?結局、戦術を突き詰め過ぎず、高い能力の選手を活用してあらゆる相手に対し上回る術をもつレアルマドリッドが強いという気がする。実際勝ってるし。それにしてもサッカーってやはり面白い。筆者のサッカーへ向ける熱量に何より圧倒された一冊。2022/05/25
いぬたち
15
現代サッカーが理解できる良書。結局はペップから始まったわけなのだが源流は言うまでもなくクライフにある。その両者の戦術を大変わかりやすく書かれておりまたバルサ、バイエルン、シティと場所を変えるごとに進化を続ける戦術も解説なされている。またペップとは対をなす戦術家として知られるクロップや最近でも活躍する監督についての戦術も述べられているので結局過去からの戦術の流れも学ぶことが出来る。欧州サッカー好きなら相当満足出来る内容である。2022/03/12
jjm
14
「なぜオフサイドのようなルールがあるのだろう」「なぜキーパーだけが手を使っていいのだろう」と思ってしまうようなド素人の私はサッカーは運動神経の良い人たちが戦術という名のおまけの下、球を蹴り合う競技、こんな単純なルールの競技に戦術なんて生まれる余地はないだろうと思っていたが、まったくの誤りであった。世界のトッププロリーグの中でも弱者が強者に勝てる戦術がある。戦術の歴史的変遷や最新の戦術について物語を楽しむように読むことができた。2022/12/21
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