扶桑社ＢＯＯＫＳ 1冊でぜんぶわかる！卵子凍結完全ガイド

著者名：香川則子

扶桑社（2022/02発売）

• ISBN：9784594090579

内容説明

「いつか子どもはほしい」と考えている
20代後半～30代前半女性と、
結婚したてのカップル必読!

「いつか子どもはほしい」と考えている20代後半～30代前半女性と、結婚したてのカップル必読！
女性の第一子平均初産年齢が30歳を超えて久しい日本では、キャリアや生活を優先していたら35歳を過ぎていつの間にか高齢出産の年齢に……、なんてこともよくある話。
本書では、キャリア形成やライフプランに悩む20代後半～30代半ば女性の女性と、結婚をしたけど子どもをつくる時期について悩んでいる新婚カップルを対象とした、1冊で卵子凍結についてのすべてがわかるガイドブックです。

「卵子凍結をしてみたいけど、プロセスが不安…」
「凍結しても無駄にならないかな」
「仕事しながらどうすればいいんだろう」

などの心配事も、実際に卵子を凍結した５人の女性のエピソードをマンガとテキストで読めば納得、共感すること間違いなし。
卵子凍結をするもしないも、知識を知っておいて選択することで、自分の人生に自信を持つことができるようになりますよ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[k sato]

生殖医療への期待と現実。卵子凍結の件数はコロナ禍を経て一気に加速した。在宅勤務の導入や自治体の補助金は、妊娠・出産をタイムマネジメントする女性の意欲を掻き立てている。しかし、卵子凍結は万人受けしない。高額費用に年齢制限。排卵誘発剤の副作用。採卵手術による卵巣への負担。そのうえ、採卵しても妊娠するとは限らない。卵巣機能の低下に備える掛け捨て保険なのだ。ならば別の価値も見出すべきだ。二十歳で卵子凍結しピルで月経を制御すれば、子宮内膜症や子宮筋腫といった現代の婦人科疾患の抑制も夢ではない。女性の身体を労わって！

2024/06/11

[まいるぅ]

卵子凍結に全く興味無い⋯っていうかそれ何？よくわからん。という状態で読んでみた。卵子も卵巣もどんどん老化していって、35歳からぐっと妊娠しにくくなったり妊娠中にトラブルが起きやすくなる、と。子供産むのになんの苦労もしなさすぎて知らない事も多かったから、色々勉強になって良かった。我が子が大人になった時のために、卵子凍結という手段も覚えておこう。

2025/06/11