内容説明
アマテラス、スサノオ、ヤマトタケルから聖徳太子、菅原道真まで……日本ならではの「八百万の神々」。このオールスターの神さまたちは、いったい何をしたのか。『古事記』、『日本書紀』をはじめとするさまざまな古文書、いまも多くの人々が訪れる神社、遺跡を読み解くと、そこには絵空事ではない本当の姿が浮かび上がってくる。・夫婦で大ゲンカの「イザナギ・イザナミ」・目力が強すぎた「サルタヒコ」・やたらと服を脱ぐ女神「アメノウズメ」・「エビス様」が入水?・「浦島太郎」はヤマト王家の秘密を握っている?・「ヒムカノミコ」には祟りを鎮める不思議な力が?・「因幡の素兎」の意外な結末「語り手の都合の良いように書き換えた」「史実をオブラートに包んで書き残した」……古代史の謎の解明にもかかわる、美しくも激しい「伝説」の裏に隠された真実に迫る本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
26
日本の主要な神様をエッセイ形式で紹介したもの。取り上げられている神様の種類や記載内容には濃淡はありそうだが、作者他作品よりは蘇我氏寄り、反藤原氏などの主張が目立たない構成になっている気がする。万人受けするであろう内容ではあるが、歴史時代の人物を取り上げた最終章以外は神様の名前が長く相互に似ているので頭に入りにくい面は否めない気がする。2024/02/12
文麿
1
作家先生の書いた歴史本。古事記や日本書紀などを考察している。この本も今まで読んできた作家の歴史本と同じく、史料と空想の境界が曖昧。「こういう考えもあるんだ」くらいに捉えておかないと知識が偏りそうな不安が湧いた。とはいえ、参考にはなる本。覚えにくい固有名詞に何度もフリガナをつけてくれたりして親切な作りでもあった。2023/05/20
風のましゅー。
0
日本の神さまについて書かれた本。神社を巡るにしても、そこの神さまを知っておけば楽しさ倍増。ただ、神話って難しいんです、大体、名前も分かりづらいし。この本はその辺りにも対応。読みやすい本になってます。ただ、歴史作家の人が書いてるので、いささかドラマ要素が強すぎる感も…。2022/07/31
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