内容説明
証券会社営業 裁判所勤務 ５０歳で吉本ＮＳＣ ５７歳で初演技
『カメラを止めるな！』『ルパンの娘』など、
引っ張りだこの個性派俳優の、誰も知らない、人生でこぼこ街道。
「そうか、生きたいように、生きてええんや――
でこぼこ道を、歩いて走って転がって。
やっとそう言えるまでの、私の話を書きました」
「怪演」「科学的分析不可能なおもしろさ」と評され、
一躍、引っ張りだことなった個性派俳優のこれまでの道のりは、
あっちへコロコロ、こっちへコロコロ。
異色の経歴と、手に職をと取り組んだ資格取得や習いごとも数知れず。
「自分が本当にしたいこと、できることって、何だろう？」
探して、見つけて、見失って、また探して……。
転がり続けながら見つけた本当の「私」と、
「私」を楽しませて、日々をご機嫌に過ごすヒントが満載。
いくつだろうが、迷っていい。
いつまでだって、探していい。
読めば心が軽くなって、無性に何かを始めたくなる――そんな本が生まれました。
【目次より】〇右へ行っても左へ行っても、きっと「いいこと」が待っている！
〇年齢を、あえて「逆手に」とってみよう。
〇コンプレックスから、想像もしない新しい冒険が始まる。
〇「あなたのために言ってるのよ」は聞いたそばから忘れていい。
〇死ぬまでにやりたいこと、１００個見つけよう。
〇もう、二度と会えなくても、「会えてよかった、ありがとう」は永遠。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もくたつ（目標達成）
6
5.ご本人の朗読で、語られる体験に感情移入しながら読んだ。もがいてもがいて自分のやりたいことを探して、続けていったら答えは見つかるのだなあと思った。お話の中にあった、「生きてるだけで奇跡！」、「元気なときは、生きているうちにやりたいことがたくさん浮かんでくる」は覚えておこうと思った。2022/10/19
祥子ちん
1
「どんなことに、しあわせを感じるかを自分で決める」と言う言葉に大いに共感した。ゴールデンウィークに休みが1日もなく働くのがダメなように言う英会話の先生たちに、辟易している私に一筋の光。私が楽しく仕事してるんでから、同情せんといて、というのが本音。 「何がしあわせかといえば、基準はみんな違うでしょう。人はみな環境も生い立ちも違っていて、たとえ同じ年でも、感じ方も、体力も、同じではないんです。」2022/05/01
Chika
1
人間は年齢じゃない。いくつになっても頑張れると元気をもらいました。 「年下の尊敬できる人に出会えるのは年齢を重ねたごほうび。」素敵な考え方だなと。 一生付き合っていく相手は自分。自分を信じて、毎日の奇跡を探してしあわせな気持ちに感謝しなくては。2022/04/24
美ホン
0
「50歳だからNSCに行ってみる」「「蛾」の役で演劇デビュー」など前向きに逞しく生きる姿はホントにアツアツ！時間はかかったけれど自分の夢をようやく見つけ、諦めずにそれを叶えた行動力はすごい。自分を信じ、自分に与えられた時間は無駄にせず、楽しく濃く生きていこう、と改めて励まされる。「遅咲き」って言葉も出てくるけど、「適齢期」や「人並みに」は参考程度の受け止めで良い時代ではないだろうか？とにかく、大阪弁も交じえた朗らかで芯のある語りかけは、しっかり出汁が効いててええ味してました。いま歩んでる人生の味だな。2023/08/06
あーちゃん
0
どんぐりさんって一体どんな人生を歩んできたんだろう？って気になっていたので、読めてよかった。 「人生の選択に不正解はない」といったような事をどんぐりさんの言葉で受け取って涙がじんわり来てしまったよ。2023/04/20
