内容説明
夢を追うか? 現実を見るべきか?
音楽業界に衝撃を与えた「本音のキャリアガイド」が待望のマンガ化。
「音大を出たらどうするの?」
これは音大生の多くが一度はぶつかる悩みかもしれません。
大学3年生になると、次第に現実が見えてきます。音楽を学んだからといって、「音楽でご飯を食べていける」人はほんの一握りだということに。
では、「学んだこと」と「仕事」がすぐに結びつかないとしたら、学ぶことは無駄だったのでしょうか?
本書は、「音大生に向けた本音の就活ガイド」として衝撃を与えた『「音大卒」は武器になる』をコミック化したものです。
物語の中では、音大で音楽を学んだ主人公が、道に悩む仲間とともに、学ぶことの意義を知り、自分の人生を見つけていきます。主人公のぶつかった壁、考えの軌跡、そして決断を知ることで、自分の人生をどう作り上げていくかのヒントが見つかるはずです。
■本書のポイント
・学ぶことの意義、そして自分の武器の見つけ方が学べる
・現実を見据えた上で、自分の夢に挑む方法がわかる
・音大生と、音大を取り巻くすべての人に向けた本音のキャリアガイド
★取材協力:武蔵野音楽大学
目次
第1話 音大出てどうするの?
第2話 夢に挑むということ
第3話 音楽とともに生きる
コラム、解説(大内孝夫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文学YouTuberベル
27
かなり現実的な内容だったなー。就職を勧める今の時代お金と実力がなくても音楽と2022/06/03
こばゆみ
6
何かに夢中になって邁進している間は周りが見えなくなりがちなので、こういう漫画でいろんな道があることを早くに知っておいたら後悔する人が減りそう。芸術分野に限らず、高校生や大学生の進路の参考におすすめ。2022/04/19
おさと
4
音大卒ではないけど、うっかり音楽留学してしまった経験もあるのでなんだか身につまされる。望む人生。。。ってなんだろな。改めて考えなきゃ、な、アラフィフ。2024/04/29
えがお
4
音大生の進路や就職についてのコミックで、音大卒漫画家著作。中高仲間で音大行った仲間もいるし、私も中学まで合唱やっていたので興味深く読む。看護学科でも1000万コースの今、音大出て一般就職なんて全然普通と思っていたが大間違い「就職がレアな世界」。みんな教職で保険かけてると思ってた💦から想像つかなかったので、読んでみてよかった。芸能人になる位の確率にかけていく世界で、失敗してもピアノ教室…とか考えがちだけど、少子化でピアノ🎹教室運営も大変😰 ホントに私の知らない世界だな〜と興味深かった。2022/05/17
nobu23
3
音大生の就職をテーマで、漫画形式で実態を知る事ができる。なかなかシビアな世界という事がわかる。2023/12/30