内容説明
小学生保護者の教科書。
30年以上の現場経験を経て、全国で教員育成&保護者相談にあたる著者が、現代の小学生保護者が幸せな子育てをするために必要な知恵を伝授。
「小学校ってどんなところ?」
「どんな人が先生になっているの?」
「6年間で子どもはどんな風に変わっていくの?」
「どんなトラブルが起こるの? どう対応すればいいの?」
「発達障碍の疑いがある時には、どうしたらいいの?」
「先生への苦情や要望はどうやって伝えたらいいの?」
「いじめが起こったらどうすればいいの?」
など、小学校生活についてのあらゆる疑問から、
「子どもをやる気にさせるにはどうしたらいいの?」
「子どもの部屋でエロ本を見つけたらどうしたらいいの?」
「片づけられる子どもにするにはどうしたらいいの?」
など、家庭でのちょっとした悩みまで、
きめ細かくユーモアたっぷりのアドバイスがあります。
読めば読むほど、子育ては「学校と一緒にできる」ということに気がつき、子育てに閉塞感を感じている人はそこから解放されるでしょう。
新一年生の保護者はもちろん、どの学年であっても、いま心の中にある不安を解消する手立てが見つかる本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小鈴
17
あっという間に読めたが、意外とよかった。ようは先生はフツーの人なので、保護者も対人間として丁寧につきあいましょう、ということになりますね(笑)。すべてこれに尽きるのでこの手の本はもう読まなくてよいと思った。が、今の私の悩みは解決しない。隣のクラスが処罰主義で子供達が萎縮しているわけだが、私は当事者ではなくママ友達の話を聞くだけ。ママ友は子供に目をつけられたら困るからなかなか言えない。この本では類似の事例はないが、当事者でもないのに余計な口出しはしない方がよさそうだ。→2019/06/07
しげ
6
学級崩壊した際に親ができることは、子どものメンタルケアと学習面のフォロー。クラスメイトに暴力を振るわれて困っているのに、子ども同士のことだからとなあなあに対処されている場合には、管理職の先生に「子どもが暴力を振るわれています。このことを止めていただけませんか」と訴えることが有効。上記のような、地道で生々しいアドバイスが盛りだくさんでした。2024/06/08
Maki
6
先生が書いた本。長女がこの春三年生。女の子って色々あるからな…。私も春からPTA。1年生から6年生の成長の見通しでまず「!」そっか、最近お友達の事を色々言ってるけど成長過程なのね。学習面で気を付けることも参考になる。いじめについてが1番興味がありわかりやすく率直に書かれていた。加害者にならないため被害者にならないため、なにが出来るか。2017/03/14
かっぺ(こと悩める母山羊)
6
先生に対してどういう風に伝えたらいいか、どうやって関係を培ったらよいか参考になった。本には書いてはないけれど、先生を『先生』としてとらえるのではなくて、学校という会社の人だと思えばいいのかな。2016/05/16
どん
4
昨日の学級懇談会で使わせていただきました。ギャングエイジとか昔から使っていますが、これは今の時代にマッチして、保護者の方も「そうなんですよね〜」と話が弾みました。ありがとうございました。2017/02/25