内容説明
2度の結婚、病、大切な人との別れを経て。
2度の結婚、突然の病、そして大切な人との別れ――
女優・南果歩が書く、うつむきそうな全ての人にエールを送る自伝エッセイ。
21年春、女優・南果歩はアメリカで新たな挑戦をしていた。見知らぬ土地、慣れない言葉、新しく出会う人々の中で、孤軍奮闘する彼女の背中を押したのは、まぎれもなく「過去の自分」だった。
人生の「第2ステージ」を歩み始めた彼女が、深い喪失から回復する方法を真っ直ぐに綴る。
《辛い場所にいる人、生きていくのに疲れた人、
悲しみに溺れそうな人、孤独を感じている人、
人を信じられなくなった人、長く暗いトンネルの中にいる人、
それでも前に進みたいと思っている人、
夢見たいと思っている人。
どれか一つでも該当するなら、この本を読んでみてください。
書くことは自身を晒すこと、痛みを伴うことだと分かっています。
それでも私は、やっとここまで来られたことを、記すことが必要だったのです》(はじめにより)
※この作品はカラーが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こふみ
23
もう表紙からインパクト大!満面の笑み、そして脚キレイ✨。離婚、病気を乗り越えた半生のエッセイです。2023/08/18
青木 蓮友
14
思ったより疲れてない読後感。クラスの中心的な女子を教室の隅から眺めてる、たまに目があって微笑むみたいな。美人で真っ直ぐで前向きで明るくて眩しくて、本当にこういう人なんだろうと、ご本人がホントに書いてるんだろうと素直に思えるエッセイです。包み隠さず何にでも触れて気持ちがいい、この強さと潔さに憧れます。しかし、ここまで素敵な人が離婚を2度もするという、、この世の不思議というか醍醐味というか。たぶん良かれと思って言うんでしょう、率直な感想や辛口な意見を。男性、本音ではそういうの望んでませんもんね。「続」に期待。2022/05/13
あんみつ姫
10
題名がステキです♡自分のことを包み隠さず書いていて、果歩さんの人となりが分かる本でした。自分にもこんな前向きな、元気をくれる先輩がいたら、勇気をもらえそうです。2023/09/22
けん
5
★3.02022/08/15
まゆみ
4
がん、うつ、離婚のこと、一般人でも知られたくない内容を包み隠さず、明るくあけすけに書いておられます。私も同じ経験をしているので、どんなに辛かっただろうと、自分を重ね、共感し、元気をもらえました。自分ではどうにもならないことがあり、だけども感謝をしながら、命あればこそ、と前向きに生きていらっしゃる。とても素敵な方なんだろうなとファンになりました。幸せになってほしい。私も乙女おばさんになりたいな。こういう共感ができる読書って、孤独から救われるなあ。2023/07/02