光文社文庫<br> エスケープ・トレイン

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光文社文庫
エスケープ・トレイン

  • 著者名:熊谷達也
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2022/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334793043

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内容説明

小林湊人が所属するエルソレイユ仙台に、梶山浩介が電撃加入することになった。梶山は長年ヨーロッパで活躍し、ツール・ド・フランスにも出場したレジェンドだ。引退も囁かれていたのに、なぜ日本の新参チームに……? 梶山の加入で“天然”な湊人は覚醒できるのか? 疾走感溢れるレースの裏で繰り広げられる人間ドラマの面白さ。傑作スポーツ小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

189
レース中の心理、スピード感、ヒルクライムの迫力は、今まで読んだ自転車ロード小説より迫力があった。何より主人公の湊人が覚醒までの過程に興奮。湊人はホントにすっとぼけてるし天然だ。こういった天然が大物になるんだろうね。確かにレジェンド梶山浩介が気にかけるのもわかる。そして、エルソレイユ仙台の選手、スタッフのチームワークも素晴らしく読んでて心地良い。湊人よ、いつか世界に旅立ってほしい。本格的な自転車ロード小説である。レース中に描写される景色が鮮明に浮かんでくるので、旅行にも行きたくなる小説でもある。2022/05/18

アッシュ姉

78
自転車ロードレース小説の魅力がすべて詰まった一冊。最初から最後までワクワクしっぱなしで楽しかった。熊谷さんといえばクマ本の傑作『邂逅の森』のイメージが強いが、自転車にはまってロードレースのチームを立ち上げ、ゼネラルマネージャーをされているとのこと。リアリティのある臨場感を味わえるのも納得。分かりやすくて面白い。これは是非ともシリーズ化熱望。続編は近藤史恵さんに解説して欲しい。2022/03/22

のぼる

21
熊谷さんによる自転車レース小説。 王道のストーリー展開で、ワクワクしないはずがない!競技のディテールは、『サクリファイス』シリーズで既に学んでいるので、手に取るように分かる(ウソ)。それぞれのキャラクター描写については、あっさりに感じたが、これは続編があるからだと思いたい。2022/03/23

ichi

10
【図書館本】自転車のプロレースのお話なのですが、著者自身もロードレースに出るくらいの腕前なので、かなり専門的な内容。今までの知らない世界を少しのぞかせてもらいました!2022/11/01

Nobuko

5
図書館本 偶然にも同じ作家さんが続いたけれど 全く違うお話 近藤さんのシリーズものを思い出しました2022/04/26

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