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内容説明
闘うリーダーの「リアル」がここにある! 47の「ど真剣」な講話に、魂が震える。述者の稲盛和夫氏は、本書についてこう語る。「半世紀以上にわたり経営の最前線に立ち、私は『企業とはいかにあるべきか』『経営とはいかに行うべきか』を日々問い続けてきた。そして自ら実践し、確信したことだけを、求めに応じ発信してきた。そのような私の口述記録から生まれた書籍だけに、本書は経営における私の『信念』を著した書籍ともいえよう」。至高の経営者により発せられた信念のメッセージが、あなたの行く道を照らしてくれる。 〈目次〉●心の通う、心で結ばれた集団をつくる ●人の心理をよく理解し、人を動かす ●成果主義ではなく実力主義でいく ●部下をどこまで見ているか ●正しい判断をする思考プロセス ●お客様に信頼され、尊敬される ●「思い」を伝える場を大切にする ●合理性と人間性を兼ね備える ●嘘を本当にする ●知的なバーバリアンであり続ける など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
76
積んであった稲盛本である。時折、自戒の意味を含め長年稲盛本を見つけては手にしてきた僕であるが、やはり色々な本やセミナーを受けても氏の考え方がしっくりくるのである。その上で全く実践がまた出来ていないと落ち込み、自戒をする。そろそろ一括で稲盛本を入手し、腰を据えて勉強する時期かなとも思わされた過去のベスト公演収録本であった。僕も遂にそんな歳に立場にもなったのかなと思う。今迄のがらめちゃに進んできた昭和のサラリーマン的仕事の仕方を一度大所高所から見て襟を正し、残りの10-20年弱⁈の為に体系化せねばと思う。2024/03/03
かず
18
★★★★Audible。2022/12/25
ソラーレ
10
稲盛氏(京セラ元社長)のお客様への対応の仕方について共感した。稲盛氏がいうには「お客様が厳しい要求があってもそれを会社発展の恩人と思うこと。辛くても良い方に考え努力していきますから、それがさらに知行となって会社は発展していくわけです。」たとえ素人考えのお客様の意見であっても謙虚に受け止めてる姿勢が会社を良くして行けるポイントになることを再認識した。 2025/01/30
ue3104
7
この一冊を読み込めば、ある程度の会社の社長は務まるのではないだろうか。シンプルだけど奥が深く、やれば必ず成果に繋がるのに、やれていない…何事も、当たり前のことを徹底できるかどうかで結果が大きく変わるのだと、改めて反省している。2023/03/19
のるくん
5
数多の稲盛和夫氏の語録の集大成。『人をたばねる』『事業を伸ばす』『組織を活かす』『未来をひらく』こころ。その一言ひとことが「こころ」に染みる。まるで叱られている気持ちになってしまう。叱られても燃えない(クールなフリした)『不燃性』は遠慮したい。叱られてやっと燃え(始めそうにな)る『他燃性』よりも、うっとうしいくらいの『自燃性』でちょうどいいのかも。「人として何が正しいのか」の一点を基準に経営判断。深く重い。リーダーにはなれなくても「リーダーシップ」の「こころ」は持てるだろう、と信じて「こころ」を磨こう。2022/09/28