金子みすゞ童謡集 矢崎節夫と読む 金子みすゞ第三童謡集 さみしい王女

著者名：金子みすゞ/矢崎節夫

フレーベル館（2022/01発売）

• ISBN：9784882843047

内容説明

金子みすゞの残した３冊の遺稿手帳のうち、３冊目の「さみしい王女」より６０編を選び、矢崎節夫のわかりやすい解説、鑑賞をそえました。精神的にも深まったみすゞの作品が並んでいます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[nyaon]

童謡集だし小学生向けなのかな？矢崎さんの解説つきで、もちろん大人も楽しめる。昔の情景でイメージしにくいものもおかげでわかりやすい。忘れていた子どもの心を思い出せる作品がたくさん。解説にあった、みすゞさんのお母さんが残したという｢ひとつのものを見たらそれに合う多くのことばを考えるといいですよ。自分が一番嬉しいことばを使うと素敵です。｣と言う話が素敵だった。童謡はことばで絵を描く詩、ですって。

2016/06/07